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明智光秀

2020-02-29 00:54:58 | 日記
『信長殺し光秀ではない』という小説があった。書いたのは八切止夫さんである。内容の詳細は忘れてしまったが、これに限らず光秀という人物には謎の部分が多いようで、歴史小説家にとっては極めて興味深い存在であるだろう。

今年のNHK大河ドラマ『麒麟が来る』は、光秀が中心であって、私も毎週観ている。前記のように、光秀をどう描くかは作家それぞれの視点が異なるだろう。池端優策さんの小説はほとんど読んだことがないが、先行きを期待している。主演のは長谷川博己君は初めて見る俳優だが、アタリの感じがする。ついでに言うと、駒さん役の門脇麦さんの名前が好い。麦はバクではなく、ムギと読むのだと思うが。今から言うのは早過ぎるが、このドラマは本能寺の変までで終わるのだろうか。信長を討った後の光秀を、親戚である細川家がなぜ助けなかったのか。細川が秀吉を恐れたからななのか、その辺の池端流の解釈はどうなのかもおもしろい。また光秀は若いうちに日本中をまわっていたので、方言に通じ、それが外交官としておおいに役立ったと言われている等、楽しみは多い。

それにしても、明智光秀とは凄い名前である。メイチコウシュウである。これに勝てる名前は、時代は異なるが天地真理だけだ。こちらはテンチのシンリだ。これ以上の名前は無い。日本名では無い。