埼玉に住む友人のM君と久しぶりに電話で話した。M君はサラリーマン時代の同僚だから、50年以上の付き合いになる。齢は私より7つ下だが、それでも76歳ということになる。「まだ仕事しているのか?」「やってますよ、週に6日、1日3時間のこともあれば、1時間半のこともありますよ」。彼の仕事というのはコンクリートの検査であって、その内容は私にはわからない。「いい金になるの?」と訊くと、「890円から980円になった」と言う。時給のことである。金額から想像してコンクリ検査は公の仕事であるのだろう。1日2時間働いたとして、月に5万円。家でボンヤリしているよりずっといい。仕事の場所へは自転車で行くそうで、これも健康に役立つであろう。
「呑めるんだろう?」と訊く。これがいちばん大事な質問である。M君は20年ほど前に癌の手術をしていて胃袋が無い。そのあとに何度か昔の仲間達とのパーティーで会ったり、鎌倉まで来てくれたこともあって、呑めることは知っていたが、とにかく、癌のその後が気になる。呑めるときいて、ほっとする。「女房に文句を言われないように、酒は自分で買うんです」なんて言う。これは私も同じである。何かの用意に、サントリー角の大瓶を家人が買い置きしてくれているが、夜ごとの水割り用のスコッチは自費で買う。私は労働収入はないが、そのぐらいはなんとかなる。
M君に限らず、昔の友人と話すときは、必ず酒の話をする。「今も呑んでるか?」るか?が雑談の入り口になる。リハビリを担当してくれたC子さんも呑む人だった。重田名人も酒好きである。明日はデイケアサロンへ行く。サロンのリーダーであるIさんも50を過ぎた女性であって、話がその方向に行くと、「お酒って美味しいですね」なんて言う。呑める人が呑めなくなるとヤバい。呑める人が呑んでいるうちは平和である。平和は何よりも大事である。
「呑めるんだろう?」と訊く。これがいちばん大事な質問である。M君は20年ほど前に癌の手術をしていて胃袋が無い。そのあとに何度か昔の仲間達とのパーティーで会ったり、鎌倉まで来てくれたこともあって、呑めることは知っていたが、とにかく、癌のその後が気になる。呑めるときいて、ほっとする。「女房に文句を言われないように、酒は自分で買うんです」なんて言う。これは私も同じである。何かの用意に、サントリー角の大瓶を家人が買い置きしてくれているが、夜ごとの水割り用のスコッチは自費で買う。私は労働収入はないが、そのぐらいはなんとかなる。
M君に限らず、昔の友人と話すときは、必ず酒の話をする。「今も呑んでるか?」るか?が雑談の入り口になる。リハビリを担当してくれたC子さんも呑む人だった。重田名人も酒好きである。明日はデイケアサロンへ行く。サロンのリーダーであるIさんも50を過ぎた女性であって、話がその方向に行くと、「お酒って美味しいですね」なんて言う。呑める人が呑めなくなるとヤバい。呑める人が呑んでいるうちは平和である。平和は何よりも大事である。