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夏は来ぬ

2012-06-05 21:14:56 | 日記
もし、夏は来ぬというテーマの写真コンクールがあったとすれば、私なら、6月1日の朝の女学生の衣替えを撮るだろう。場所は、横浜・石川町駅あたりがベストではないか。とにかく、あの衣替えは鮮やかなものだ。  ビールを呑まなくなった。少し前までは、家人が呑む缶から1杯だけもらっていたが、家人はワインと梅酒に変わった。昔は、夕方の最初の1杯のビールが「夏は来ぬ」だったが、年齢のためで喉の渇きも少なくなったのだろう。一方、食べ物の方は変わらない。 冷やし中華、ざるうどん(そば)、そうめんもいい。 味覚の秋という言葉があるが、私は夏の味の方が好きだ。18年前の脳梗塞、2年前の胸部大動脈瘤破裂から生還したときの最初の食事は、そうめんと海老天、ウナギをのせた冷やし中華だった。 2ツの大病は、偶然にも夏だった。  カラオケに行っていた頃は、まず声馴らしに文部省唱歌を唄うのが恒だった。好きな唱歌はいくつもあるが、トップ2は『みかんの花咲く丘』と『夏は来ぬ』だ。メロディも軽快だし、歌詞もいい。男同士でカラオケに行ったことはないから、必ず女性に合唱をお願いする。20も年下の女性が、画面に映し出される歌詞を観ないで(2人で顔を見合わせながら)唄ってくれると嬉しくなった。 皐月闇 蛍とびかい 水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて 早苗植え渡す 夏は来ぬ。

絶対

2012-06-05 08:06:26 | 日記
1と5がそれぞれ7%、2と4が14%ずつ、残りの57%が3の評価~というのが、私達の中学時代のいわゆる5点法のルールだった。私のいた学校では1学年が250人だったから、1課目で5を得るのは18人であり、仮にテストでの100点取得者が20人いたとしても、2人は5が与えられないことになる。そういう不公平をなくすために、いま(うちの孫達)は、相対評価の典型といえる(前述の)比率配分をやめて、絶対評価になっているそうで、いいことだと思う。 ついでに言うと、昔の5点法にもいいかげんなところがあった。私がクラスの体育委員だということだけで、体育の欄に5が印された。私の役目はその授業のときに、ランニングや鉄棒といったツマラナイものにならぬよう(野球をやらせてもらえるべく)教師の交渉するだけのことだったのだが。   幸福に絶対はないと同様に、人生にも絶対はないといったイカメシい文が同人会誌に載ったことがあって、私は「絶対の幸福は(少なくとも瞬間的には)有り得るのではないか。また人生には、必ず死ぬという絶対がある」と批評欄に投稿しようと思ったが、やめておいた。文を書いた人が70歳、私は40歳だったから、遠慮が先だった。  昨日の試合も含め、テレビ朝日は「絶対に負けられない試合~」を繰り返していたが、少し力が入りすぎている気がする。絶対に~をとって、単に「負けられない」でいいではないか。神風特攻隊や人間魚雷じゃあるまいし、サッカーはスポーツであり、スポーツの基本は娯楽ではないだろうか。 絶対につきまとう必死・必殺なんていうのも嫌いだ。命がけのスポーツは困る。