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6月3日

2012-06-03 19:59:30 | 日記
「じゃれ合いだ」(渡辺淳一氏)、「二人は同じ党にいるんでしょ?その二人が会うのに、なんで大騒ぎするの?」(大宅映子氏)と冷笑された、野田・小沢会談は、また物別れに終わった。さて、政界再編へと進むか。   円高(ドル安・ユーロ安)で、株価はガタガタ。 チビッコギャング(安住財務大臣の渾名)は、例によって、「必要とあらば、断固たる処置をとる」と言ったが、その断固たる介入を明日あたりにやったらどうか。  競馬は安田記念で、多くの記者の予想がバラバラの大混戦でこういうときは、2連複の田楽買い(おでんのようにアレコレの具を拾い集めて3種を串に刺す)しかない。軸は、いつもの小田記者の本命ストロングリターン。そこまでは正解だったが、2着に入った3番が買えなかった。 つまり、玉子・大根を串に刺したのはよかったが、もう1品のチクワブは好物でなかった。 夫婦喧嘩は犬も食わないと言うけれど、高嶋政伸君夫婦のケンカ裁判は、犬も~どころか、テレビのワイドショーではおいしいネタなんだなぁ。 識者の方に教えてもらいたいのだが、稼働していない原発なら、津波に破壊されても大丈夫なのだろうか?  いま、5時50分。グラスと氷とクラッカーを持って、テレビの前に行かねばならぬ(サッカーW杯の予選)。 今回のチームは明るさがあるのがいい。 中心の香川真司選手も優しい顔をしている。 知識はないが、勝てそうな気がする。

スタンドプレー

2012-06-03 01:10:43 | 日記
朝の登校時間の電車の中、灘中学の制服を着た少年が吊り革にぶら下がって懸垂のショーをやっている。ちょっと離れた席に座っている女学生達に見てもらいたいからであり、特にその中の1人の美少女の目を惹きたいのだ。その懸垂少年は、若き日の遠藤周作さんであり、美少女は佐藤愛子さんである。 この話を何かの本で読んだとき、私は、遠藤さんの気持ちがわかる気がした。 中学の国語の授業。教師の話もおもしろくなく、ポカポカ陽気のためもあって、教室中に倦怠感と眠気が漂っている。教師が私の名を呼び、速読みを命じる。私は速読の名人だった。 それは簡単なことで、多少舌の滑らかさを必要とするが、全く無感情に(無味乾燥的に)視線を早送りする。たとえば、“小諸なる”を口にだしているとき、“雲白く遊子かなしむ”はノドの出口にあり、視線は“みどりなす はこべはもえず”に置くという具合だ。いや、こんなことはどうでもいい。  愉しみなのは手ごたえであって、60秒と経たぬうちに感嘆と笑いの入り混じった声が教室に沸いてくる。ショーが終わって、女生徒達の席を見ると、拍手でくれそうな顔がいくつもあった。 その愉悦感はナカナカのものだった。 遠藤さんも私も、そのココロは同じウケ狙いである。 それぐらいのことで、人気がアップするはずもないのだが、とにかく自己陶酔のようなものがあったのは確かである。 パフォーマンス(体を使って何かを表現する)とスタンドプレー(観客を意識しての行為)とは同類だと思うが、両方とも、恒にキザ(気障)がつきまとう。 もしかすると、キザったらしくないパフォーマンスとスタンドプレーは、ひとつの芸と言えるのではないかという気がする。