名門同士の一戦は下馬評有利と言われていた関東勢のチームがロスタイムに追いつき、延長で勝ち越して勝利するという実に感動的なゲーム。スポ根主義が未だ根強い高校サッカーのフィナーレに実に相応しいものだっただろう。客観的に見てそう思う。
どちらのチームも決勝まで勝ち進んできたチームらしく、やり方がブレたり慌てて崩れたりすることなく、実に落ち着いて互いが自分達のサッカーを貫いた。延長戦に関しては耐える努力を90分が過ぎてから断たれた四中工の方がやや余力が残っていなかった結果。
今年も決勝戦は例年通りの満員。メディアが作り出す幻想主義とそこに惹かれる群集の心理たるや凄いものだ(笑)
これは先月、埼スタでプリンスのチャンピオンシップを見たときに書いたが、本来ならU-18世代の頂点を決めるあの試合の10倍以上の観客で埋まる国立競技場の光景にはいささかの違和感を覚えた。そしてクオリティや目に見えない実の面などよりも、精神論・郷土への帰属精神などを強く売り出した方が客が集まり心動かす日本人らしさを存分に感じた。
この大会は正月の風物詩ともなっているから、それはそれとしてアリなんだろう。そういう事を考えた今大会だった。時間があれば大会を総括してみたい。
この決勝が終わると個人的には1年間終わった気分だ。J開幕までしばしの休息へ。
どちらのチームも決勝まで勝ち進んできたチームらしく、やり方がブレたり慌てて崩れたりすることなく、実に落ち着いて互いが自分達のサッカーを貫いた。延長戦に関しては耐える努力を90分が過ぎてから断たれた四中工の方がやや余力が残っていなかった結果。
今年も決勝戦は例年通りの満員。メディアが作り出す幻想主義とそこに惹かれる群集の心理たるや凄いものだ(笑)
これは先月、埼スタでプリンスのチャンピオンシップを見たときに書いたが、本来ならU-18世代の頂点を決めるあの試合の10倍以上の観客で埋まる国立競技場の光景にはいささかの違和感を覚えた。そしてクオリティや目に見えない実の面などよりも、精神論・郷土への帰属精神などを強く売り出した方が客が集まり心動かす日本人らしさを存分に感じた。
この大会は正月の風物詩ともなっているから、それはそれとしてアリなんだろう。そういう事を考えた今大会だった。時間があれば大会を総括してみたい。
この決勝が終わると個人的には1年間終わった気分だ。J開幕までしばしの休息へ。