Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

映画「孔子」見た

2011-02-06 13:29:53 | 映画鑑賞
中国の国策映画にして、大ヒット映画「アバター」の上映期間を短縮してまで上映した、との噂まで流れた周潤發(チョウ・ユンファ)主演の「孔子」を見た。

内容は、孔子の一生を簡単に見せた、という感じか。勉強不足なので、有名だとされているいくつもの挿話についても、ふーん、と見ただけ。権力者の墓にいけにえにしようとした奴隷の少年が脱走すると、それを匿い、命を助けようとしたり、弓の名手だったり、弟子思いだったり、聖人君主。そもそも、中国では孔子は聖人なんだが、あの人間臭いことでは人後に落ちない周潤發が孔子を演じるというのなら、もうすこし人間臭いところも表現してほしかったなあ、と思う。

制作費はものすごくかけていて、特撮やエキストラも半端ではない。ただ、全編を通じて説教臭さ満載。長い。125分だというが、長く感じるということは、つまらないということか。これでは中国であっても、半強制的に視聴を押し付けられても、アバターには勝てないわけだ。前提条件に「儒教精神」、子は親を思い、民は君主を思い、国を思い・・・、という考えを中国当局が人民に求めよう、押し付けようとしているのがうかがい知れて、退屈極まりない。期待はずれ、というかもともと期待してなかったけど、もう少し見せ方があるんじゃないか。中国の聖人だから、突出した解釈はできず、制約も多かったんだろう。大コケに納得だ。

巨大マーケットを意識してか、中国寄りになった周潤發や、主題歌を歌った歌姫、王菲(フェイ・ウォン)も、僕お気に入りの女優、周迅も、なんかもったいない。

よし田の鯛茶

2011-02-06 10:54:19 | 飲食
超久しぶりに昼ごろ福岡・天神界隈に出かける用事があったので、あ、そうだ。久々に「割烹よし田」の鯛茶をたべよう、と暖簾をくぐった。
いうまでもなく鯛茶漬けで、一度で3度おいしいというか、3種の味を楽しめる。ランチタイム、ややお高いが1050円。この値段も変わっていなかった。もともと割烹で、フグとかを食することができる、2階は座敷の店。ランチタイムは鯛茶のほか、天婦羅定食とかもある。サラリーマンで混みあい、時には鯛茶が売り切れ、ということもあるが、この日は午後1時ごろに入ったためか、すぐに2階の座敷に案内され座ることができた。

写真の鯛の刺身がすりゴマとしょうゆ味のタレに浸かったものと、お新香、ご飯はおひつでくる。まず一杯目は鯛の刺身として、そのままご飯を食べる。

続いて、二杯目のご飯にちょっとゴマダレをかけつつ、鯛の刺身を食べる。

最後に、三杯目のご飯に、鯛の刺身をゴマダレごと全部かけ、お茶を注ぐと、鯛の刺身がちょっと半生っぽくなって、濃い目のタレがお茶で薄くなって絶妙の味。さらさらと軽く3杯食べた。

店の説明(メニューの裏側に食べ方が書いてある)では2杯目のタレをかけて食べるところはないが、僕はこれも好きなので。誘惑に負けて一杯目にたくさん食べずに、二杯目、三杯目のために鯛とタレを残しておくことがコツ。

鯛の刺身さえあれば、自分で作れるといえば作れる味かな。タレはすりゴマに醤油、酒、みりん、ワサビを多めに、海苔をたっぷりかけて、というところだろうか。こんど挑戦しよう