Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

もう帰るのかあ

2010-08-10 23:58:47 | 中国旅行
「鼎泰豊」を食べたと思ったら直ちに移動。香港のあちこちにあるフルーツとスィーツの店「許留山」。新天地近くのデパートの1階にあった。結構寂れていた。香港のに比べて、スイカとマンゴーのタピオカ入りカキ氷が、らせん形に区切られていない。

でも甘いものは別腹。フルーツ盛り合わせは、マンゴーとスイカと葡萄とメロンとハミ瓜とキウイ。カキ氷もフルーツもおいしゅうございました。

今回上海最後の晩餐ならぬ昼食は、南京東路の新疆ウイグル風清真(イスラム風)しゃぶしゃぶ「洪長興」。行きつけの北京ダック屋「燕雲楼」の同じビルの、ダック屋の上、10階にある。
北京の老舗しゃぶしゃぶ屋「東来順」のような羊肉しゃぶしゃぶがメイン。タレはピーナツ醤のような感じ。人によってはニンニクや香菜を加えるらしい。

火力はいまだに炭。メキシコの帽子のような鍋に従業員がさらに上に筒をかぶせてきた。写真はその前。羊はうまい。タレも合ってる。朝からホテルで軽く朝食、鼎泰豊、許留山と食べ続けてきたので、あまりたくさんは食べられない。それでも羊肉と牛肉、野菜をとってビールを飲んで、短い上海滞在は終了。地下鉄とリニアモーターカーを乗り継いで、浦東空港から帰国した。

うれしはずかし初鼎泰豊

2010-08-10 04:30:38 | 中国旅行
香港駐在時代前からあれだけ台湾に行っていたのに、超有名小龍包店「鼎泰豊」に行ったことはなかった。上海西部に租界時代のコジャレた西洋風の古い建物が並び再開発された「新天地」があるが、その中に「鼎泰豊」の支店がある。初体験してきた。
店舗はこぎれいで壁に映画スターの似顔絵とサインがいくつも並んで描かれている。店員も食べ終わる前の皿を勝手に下げるような田舎者ではなさそうで、ちゃんと教育されている。


蟹肉入り小龍包。たぶん台湾ではもともとは普通の豚肉のスープ入り小籠包しかなかったのでは。上海蟹が珍重されるので、上海進出によってこのようなメニューが出来たのかなあ。南翔饅頭店のは肉など中の具材がしっかりしているのに対して、ここの店はスープを味わうことに特化しているようで、中の具材はスープと混じってふわふわしていて、あまり肉などの存在感はない。でも上品な味わいでさすが、うまい。


大根とクラゲのあえ物。鶏ガラなのか、うまみをまぶしていて、さっぱりした中に濃厚でおいしい。四川風のラー油みたいな辛いタレにからめたワンタンは「紅油抄手」。ワンタンを「抄手」と呼ぶのは四川だけ。ちゃんと知ってるじゃん。で、中にエビが入っていてコリっとした歯応えがよい。タレは辛さの中に甘さもあり、よい。


同行者お勧めの卵チャーハンはきわめて薄味。「紅油抄手を食べた後の舌では、この微妙な味わいが分からないんじゃないの」と言われたが、そんなことはありません。米に卵を生のまままぶしたあと炒めてパラパラにするチャーハンも少なくないが、ここは卵は別に火を通してあとで和えるのか、ふわふわした卵の食感も楽しめる。なるほど、うまいね。最後のが最も普通な豚肉の小籠包。やはりスープメーンで肉の存在感は薄い。皮が上海版より薄ーく仕上げてあるのが特徴かな。熱々を食べると、サントリー烏竜茶のCMの范冰冰の気分だね。

と、全体的に薄味、上品に仕上げていて、その辺が上海人にも受ける理由なのでは、と思った。南翔饅頭店はほとんど小籠包に特化しているが、鼎泰豊は、いろいろなおかずもあり、高級感もある。上海人はこっちを好むよなあ。

上海2食目

2010-08-10 04:26:09 | 中国旅行
地元民に創作四川料理にするか、他の希望があるか、と聞かれたので、ネイティブな上海料理がいいなあ、と言って、つれて行かれた店。
一つ目はカボチャ。ハチミツで甘く煮てある。冷たくしている。糖尿病の敵か?となりは乾燥させた豆腐を煮たもの。その前に凍らせているかも。味付けは結構濃いめ。キクラゲも混ざっている。うまい。


エビもニンニクをきかせるか、薄味がいいか、と聞かれ、薄味に。これに龍井茶を混ぜれば杭州の名物料理だなあ。上海人は上海蟹につけるような甘酢をつけて食べる。それからアスパラガスの上海蟹かけ。これは実は一度食べたことがある。おいしかった。手間隙かかってるよねー。


大好物の松鼠魚。南京東路の老舗名店「沈大成」では「ケチャップを使っていません」というのが売りだが、こちらはケチャップ使っているよう。でもそれでもおいしい。それから柑橘系の果汁か何かが入っているようで、甘酸っぱさがさわやか。インゲンは高菜のようなものと和えてある。実はこの夏の寧夏、甘粛旅行で、初日の西峰で似たようなものを食べた。そのときは塩辛くてしようがなかったが、こちらはちょうどいい味。やはり田舎ほど塩辛い味を好むのか。


これまた、大好物の蹄膀。豚のスネ肉の固まりをトローりと煮込んで、多分蒸してある。食べる前にナイフで切り分ける。脂身の油が完全に抜けてゼラチン状態で、コラーゲン満載。これ以上美肌になったらどうしましょう。

と、本当においしかったです。ごちそうさまでした。どうもありがとうございました。残ったものをテイクアウトして日本に持ち帰って、チンしてもう一度堪能しました。