Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

元宵節

2010-02-28 00:00:01 | 飲食
正月十五元宵節(zhengyue shiwu yuanxiaojie)

明日28日は旧暦(農暦)の1月15日。中国では元宵節(げんしょうせつ)といって、春節期間を終える日。一家団欒をこめて満月に見立てた湯圓(タンユアン)を食べる。もち米で作られたダンゴの中に胡桃やゴマなどの甘いアンが入る。熱湯で茹でて、お粥のようにして食べる。
大学2年の冬、北京で1ヶ月間の語学研修をした時にちょうど、この元宵節に当たり、街頭にたくさんの乾燥した湯圓が積み上げられ、売られていたのを覚えている。確か、留学生食堂でも出たはずだ。

成都で1年間学んだときは、日本人留学生の姉貴分が甘いものがダメなのに、中国人家族に招待され、人質として僕も参加、彼女の分まで28個食べたこともあった。他のごちそうもあったのに、湯圓だけでお腹一杯になってしまった。

今年は、28日の元宵節当日は仕事で食べられないので、前日の今日、近所のいつもの餃子屋さんで食べてきた。韓さんに、「どこで買ったの?」と聞いたら、東京だって。最近は横浜中華街とか、東京・池袋西口の中国系食材屋などで中国直輸入製品が冷凍されて売っている。冷凍餃子が怖くなければ、お湯を沸かしてちょっと茹でるだけで、元宵節を堪能できますよ!


それ以外は、まず、豚肉ホタテ蒸し餃子。こんなにスープが入ってたっけ、というぐらい中身はジューシーだった。まるで小籠包だね。鎮江香酢(黒酢)をつけていただいた。

それから、魚を揚げて酢豚状にした「糖酢魚塊」。本当は一匹丸ごとが好きなんだけど、食べ過ぎです。酢の名産地、山西省の大同近く、応県の木塔そばのホテルの食堂で食べたやつは抜群にうまかった。酢といえば山西省だな。