Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

野人参上

2009-08-16 13:18:04 | Weblog

 浦和レッズで活躍した野人こと岡野雅行が来るのでJFLとはいえ、ニューウェーブ北九州対ガイナーレ鳥取の試合を見に行った。
 野人・岡野といえば、後に「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになった1997年のフランスW杯アジア第3代表決定戦(対イラン)で延長前半から出場、決勝ゴールを決め、日本をW杯初出場に導いた。あのときは中田ヒデのパスで作り出した数々のチャンスをことごとくシュートミス、最後にあきらめたヒデが自ら放ったシュートをGKがはじき、岡野が滑り込みながら押し込んだんだなあ。直前まで香港でプレーしてたんだ。もう37歳だって。がんばるなあ。
 試合会場の北九州市八幡西区、本城陸上競技場へはJR黒崎駅から無料の送迎バスが出ていた。スタッフが一生懸命観客を迎えていて好感が持てた。雨もやんで風も気持ちよかった。芝の状態は悪くなく、少なくとも大分の九石ドームよりは圧倒的によい。少しは反省しろ、トリニータ。

 J2昇格へカウントダウン中のニューウェーブの試合を初めて見たが、なるほどJFLだな。いわゆるキックアンドラッシュで中盤のつなぎや戦術などない。センターバックにヘディングの強い選手をおいて、守備でがんばって、まぐれで点を取って逃げ切り、という感じかな。監督はあのジョージ与那城(元読売クラブ、日本代表)なのに、観客をうならせるプレーは皆無だった。勝負に徹してるんだな。この日の観客は2500人余り。J2は無理じゃないか?
 で、野人の出番は結局なかった。髪は短くなっていて、ベンチ裏で一生懸命アップしていた。ま、腐らずにレッズ魂を忘れずに鳥取でがんばってほしい。写真はハーフタイムでアップする野人・岡野。
 ところで知らない人のために、なぜ「野人」かというと、大学時代、野良犬に突然追いかけられ走って逃げたら振り切った。「野犬より速い“野人”」になったとのエピソードがある。快足の持ち主で「自分から自分へスルーパス」との逸話もある。