森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

THIS IS IT を観るのがこわい

2009-10-26 | マイケル・ジャクソン
昨日はここをちょっとだけチェックして、午前中には
4日前から指定できる座席を取りに、映画館へ出かけた。
つまり、7時解禁の初日には行かず、翌日の木曜日朝一の
上映分で初見するということ。

少し前からまた不眠が酷く、ふらつく頭で意識が朦朧。
それでも、少しでも「良い席で見たい」と。
ただ、あの痩せ方に、そして「もういないのだ」という事実に
耐えられるだろうかという不安が、ないと言えば嘘になる。


あちこちで貼られてるこちらのキャンペーンも、
私たちがかなり以前から持っていた「ある懸念」が
現実味を帯びて、突きつけられる。

リハが始まった頃、赤い服を着た女性を含む数人が、
クリニックの出口でマイケルの腫れた赤い手を見て
「大丈夫?」と何度も訊いている動画を見たことが
ある。あの時感じた不安・・。

それを映画で確信してしまうかもしれない。
確信した時、やりきれない気持ちをどうしたらいい?

せめて友人たちと一緒に観ることで、お互いを支え合うことが
できるかもしれない。
或いは、同じように一緒に観たコンサートを含め、共有してきた
沢山の思い出があるだけに、押し寄せてくる悲しみが、余計に増
すかもしれない・・。

後者の反応が強ければ、一人離れた距離に住む友人と初鑑賞を
一緒にできないことが返ってよいのかもしれないけれど、
それでも一緒に観たいと思ってしまうのは、裁判中のあの時、
最後まで見届けようと、3人で誓ったから。

辛くても観なければ。



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4 コメント

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連投すみません (tica)
2009-10-29 12:16:39
優しいお言葉、とても嬉しいです。
マイケルをきっかけに、自分の好き嫌いがハッキリと分かるようになりました。
一生かけて、感性を磨いていきます☆
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Unknown (tica)
2009-10-29 12:10:35
マイケルに関して何かが起きれば、
政治的な速報までも打ち消すことができるんですね・・・
今まで、一部の権力者のエゴによる不条理について、
遠い世界の話だと思っていましたが、
マイケルをきっかけに、考えるようになりました。
あまりに親しみを感じてしまうからですね。不思議な力です。

映画は、あっという間でしたよ!
もっと観たいのにな、と思いました。
返信する
本当に・・ ( wildrose)
2009-10-28 13:08:49
ショックですよね;

ticaさんのブログも拝読しました。
>闇は深いけど、それを越える光の強さを持ってる人

仰るとおり。彼を取り囲む闇は、私たちが計り知れないほどに
深いとは感じていましたが、彼の心は死してもなお、生き続ける
はずです。
映画の前に、このような記事を挙げることは本意ではないのですが
いつも心の隅にあることだったので、つい私もつぶやいて
しまって(笑)ごめんなさい;

思い起こせば、全てはあの93年から始まった気がしてなりません。

あの時もファンの中には、アメリカで直前に発覚した
政治家を含む多くのセレブたちが関与したと言われた
高級娼婦スキャンダルを打ち消すために仕組まれたと考える
人たちがいました。

そのどれも、詰まる所、私たちには真実を追究することが
できないのが、悲しいです。

ticaさんが素晴らしい感性の持ち主であることは
ブログを拝見していてよく分かります。
美しいギタリストの女性の動画も、私も良い声にうっとりしました。
サウンドトラック限定版を、私は買ってないのですが
彼女の演奏は聴けないようで、そういう意味ではちょっと残念ですね。
ともあれ、映画では最後のマイケルをじっくり鑑賞しましょうね☆
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ショックです。 (tica)
2009-10-27 23:29:41
今日は、一足早く初回限定盤CDが届きました。
泣きました。優しい気持ちになって。

そして、wildroseさんの記事を読みました。
泣きました。自分が情けなくて。

でも、それが真実であっても、
映画の中に本当のマイケルが居てくれれば・・・

あぁ、でもやっぱり悔し過ぎますね。
個人的なつぶやき失礼しました。
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