森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「恐れ」ず「畏れ」よ

2019-11-27 | 思い・つれづれ
近頃はめっきり心臓も弱くなったと感じる。臓器としての「心臓」はもとより
「心」を含めた意味でも。

まず臓器としては、あんなに好きだった珈琲のカフェインにも弱くなり、以前
はミルクをたっぷり入れることでそれ程作用がなかったのが、牛乳でお腹を壊
していることが判って以後、ブラックで飲んでいたら「ドキドキ」が止まらず。
近頃は専らデカフェにしている。

さて、一方の「心」だけれど、あれほど大好きだった海外ドラマの「ウォーキング
デッド」や「クリミナルマインド」なども、その現実とは思えなかった内容が
最近は「もしかしたら近い将来あり得ること」に変わり、観るのが苦しくなってき
た。

どんなにリアルな表現であっても、以前は心の何処かで「コレはドラマの世界の
中のこと」と楽しむ余裕があったのに、今は心がすぐにざわつく。

最近は日本のドラマを少し見始めたので、その中でも海外ドラマのコピーのような
モノは避けて、無意識に幾分安心できるものを選んでいるような(笑)

「同期のサクラ」などは「私には夢があります」という、まるでキング牧師のような
主人公の決まり文句があり、ちょっとそこはアレだけれど、毎回森山直太郎くんの
歌を被せてくる箇所で泣けている自分に驚く(笑)

それからやはり「G線上のあなたと私」も好きで、ジーンとする場面も☆
そして、朝ドラ「スカーレット」では、「絵付け師」になりたいという主人公の夢に
ああ・・私も絵が描きたいなぁと、しばらく忘れていた自分の気持ちに小さく火が着
いている。

彼女がまだ「絵付け師になりたい」などと思う前の「エライ」絵付け師は、尊大な態度
で嫌な老人だったが、彼女がその道を志したのは、新しくやってきた日本画家の、絵に
向かう思いを聴いたからだった。絵に打ち込む姿とは逆に、いつも気軽に接してくれる
師匠の人柄も好きになれる。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」をまさに実践
する人。

こんな年齢になっても「実った」とはとても言えない私だけれど、せめて謙虚でありた
いし、「畏れ」の気持ちは持ち続けたい。

だけど、「恐れる」気持ちは人を委縮させたり身体の不調を招いたり、よくない結果に
なることが多いのも事実。例えば「出来ないかも」と思ったとたんに、物事は失敗に向
っている気がする。そういうことをいくつか経験し「マーフィーの法則」どころじゃない
と、身に染みて感じている。

P!NK - F**kin' Perfect ~日本語歌詞~


訳してくださった方に感謝☆
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