森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

誕生日に映画を♪

2008-01-09 | 映画ドラマ
少し前に「アイ・アム・レジェンド」を観てきた下の娘が、
映画代を払うから私にも観てきて欲しいと、ポチ袋にお金を入れて
差し出すので、私の誕生日のプレゼントとして有り難く受け取り
早速今日一人で観てきた。
たまたまレディスデイだったしね(笑)

本当は、この季節に映画館には行きたくなかった。
娘の会社は3月までがめちゃくちゃ忙しく、この時期は絶対に
休むことができない。インフルエンザに罹ったりしては困るので
社員全員ほぼ強制的に予防注射を受けさせられる。
でも、娘はひとり理由をつけて受けなかった。
だからこそ尚更罹ることは許されないのだ。

娘がここに働く前までは、毎冬家族の誰かが何らかの風邪に罹り、
それが必ず家族全員に広がっていたので、当然皆で用心しなければ
ならなくなった。

外出は専ら平日にして人混みも極力避けるし、好きな外食も冬は
殆どしなくなった。
更に外から帰ると丁寧な手洗いをすることで、この2年くらいは
誰もひどい風邪には罹っていない。

だからリスクを冒してまでも、最も感染が広がりやすいという
映画館などに足を運ぶなんてあり得ないはずだった。
娘がどういう誘惑に負けて観たのかは知らないけど、私が危険を冒した
のは、そこまで娘が観て欲しいと言うからにはきっと内容について
語り合いたいのだろうと思ったからだ。

でもそうじゃなかった(笑)話は全く複雑ではなく、これでもかと
息もつけないほどに主人公をひたすら追い込んでくる。
ただ、予想したのよりずっと重苦しく、ありがちなヒーローものという
括りでは、とても片付けられない終わり方だったからだろう。

娘には幾つかの疑問点があった。私もそこは不思議だった箇所。
そして、二人とも犬とのシーンが最も印象に残っていた。
ウィル・スミスの演技が今回も素晴らしく良かったので、
気持ちがグイグイ引き込まれて、まるで自分がそこにいたかの
ようにグッタリ疲れ、終わったのはまだ早い時間だったけれど
何処にも寄らずに家に帰った。
でも娘にお金を出してもらって映画に行くなんて、ちょっと
嬉しく不思議な気分だった。
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