朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

東電は企業ではない

2011-07-26 08:35:19 | 21世紀
東電は企業ではない
2011/7/22+
上原成長塾講義
 企業とは何か?
「企業とは、リスクを背負い、自主的に意思決定ができ、製品やサービス・情報を生産するとともにそれらを販売し、適正な利益を売る人間の組織体である」
 この定義は、上原先生の成長塾で定義されている企業という単語の意味です。
 私たち零細企業でもその通りだと実感しています。リスクが常にあり、そんな心配しないでいいように成長しようと心掛けていますが中々成長出来ず悩んでいます。
 福島原発事故に関しても、東電は平然としている。補償費は、電気代に転嫁出来るし問題と感じていないようだ。東電役員報酬を事故後減額となったが、役員報酬の最低の人で3,500万円です。世界でも日本の電力会社のようなリスクを取らない企業はない。そして、自主的に意思決定が出来ない。製品・サービス・情報を生産していない。利益だけ確保する組織となっている。
 発電所1基 100万kw 1兆円掛ります。投資家は原子力発電所にもう投資しないでしょう。
 東電は、定義からみても企業ではない。日本航空やGMのように倒産し新しい携帯になるだろう。企業は、人間の組織体であり、一個の生命体と考えるべきだ。すべては、社長の考えによる。自治体も国も一個の生命体と考えその長の考え方に依る。日本の長は菅直人である。これでいいのか?

 企業も人間も、何もしなければ、停滞・縮小・衰退する。
 人間は進化の度合いの速い動物である。人間である以上、成長しなければいけない宿命を持っている。
 人間には、楽しいという感覚は、本来ない。
 計画し、やり遂げた瞬間、やったという瞬間が楽しい瞬間であり、なでしこジャパンの試合で皆も味わったことだろう。選手たちは、日本に帰ってきて楽しい顔をしていない。彼女達の頭の中は、次のオリンピックの事で一杯だろう。
 苦しみを抱えながら取り組む、それが人間の宿命である。
 会社の経営が楽なことはない。企業の利益はリスクへの見返りである。
企業を成長させる5つの基本的心得
① 企業とは何かを明確に理解しておくこと。②自分の起業は何をする企業であるかよく理解しておくこと。③企業を成長させるという信念を持つこと。
④明確な成長の目標を持つこと。⑤文明の変化を読み取ること。