朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

明確な目標

2011-07-27 08:22:13 | 21世紀
明確な目標を定めること
2011/07/22
上原成長塾講義
上原先生の第8期経営塾が始まりました。私も8回目の参加ですが、ガツンと一発食らった気がしています。
「今は絶好のチャンス」だと思い込むこと(ポジティブ思考を持つ。脳細胞が緩やかになり、成長回路が活性化する)
 「明確な目標を定めること」(脳細胞が活性化し、成功回路が活性化する)
ミツワ製作所の売上は、東北大震災の自粛ムードの影響でしょうか?5月単月で30%減少・6月10%減・7月10%減と低迷を続けています。
震災のせいで、3か月間の売上合計が昨年より15%低下した企業は市が認定し低利融資が受けられますが、申込みに行ったところ、7月は実績になっていない、予定である。8月になって7月の受注が確定して申込みせよとは刎ねられてしまいました。賞与資金も手当て出来ず暗くなっている私には、喝です。
上原先生はGECの社長でもあられ、自分のやっていることを話されました。
明確な目標とは、自分の能力でこれくらい行けると言う水準を越えて立てるべきだ。セールスマンの売上目標のように、昨年実績の何割増しと数値を決めよ。それを達成するため、来月は再来月はと、分解した月の目標にする。会社の場合は、売上目標より利益目標を立て、その利益額に必要な経費を加算し売上とせよ。支払すべき税金額も把握し、計画を立てていると話されます。
計画を立てると、大体その通りになり、予定の利益も得られているそうです。
私の目標は損益分岐点を超えた売上高であり、単価より数量を重視し、分岐点を越えれば利益になるのだとしか考えていません。下請け企業では、単価は、発注者の意図通りになります。見積もりしまして、高ければ値切られ、同意しなければ仕事は来ません。
自動旋盤加工が仕事で、作業員は、段取り・検査だけで、加工そのものは機械が無人で行います。中国と競合しそれよりも安価に造ることを目的にしていますが、予定で材料を購入し、実際注文が少なくなれば、材料は残り、売上に対する材料費の割合は過大になり、月次では赤字になってしまいます。
資金に余裕があり、材料が余っても在庫があるのだとし、損益に関係ない状況にあれば、楽になると考えますが、材料が高騰し、売上の60%を占めるのでは、余裕を作るのが大きな負担になります。
加工単価も相場のように、下がり続け、耐えられなくなれば、撤退せねばなりません。量産加工は、時代遅れでしょうか? 多品種少量・高単価を目指すべきでしょうか? 如何計画すべきか、が私の課題です。