朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

基本は呼吸

2005-02-08 16:11:37 | Weblog
「自彊術を練習している」と人に話すと、その人は、自分のしている健康法を実に具体的にはなしてくれます。 皆それぞれその方法がいいと確信していて、私のうろ覚えの健康法よりよっぽど効果があるとしゃべりたくなるようで、年寄りに話させるには、格好の話題になります。 よくテレビで100才のお爺さんに「長生きの秘訣は何ですか?」と訊いていますが、あれと同じです。
 
サイマティクス・ドクター 松下先生は、丹田呼吸を教えてくれました。
へそのした三寸あたりを丹田と呼び、日本武道では、ここに、吸い込んだ息をためるようにして気をしずめたと、いわれます。
私達も、呼吸するとき、ここを意識していると、即ち丹田から空気が入ってくると考えながら呼吸すると、気がここに集まり腰骨が真っ直ぐになり、動き易い締まった身体になってくる。 西洋でもヨガのチャクラがこの場所にあるといわれ、気の出入り口とされています。  丹田は堅くなければなりません。 虚・中・実 といって、みぞおちを手刀の先端(指先)で押さえるとき掌全体が身体の中に入ってしまう位「虚」であって、「へそ」は「中」ぐらい、丹田は指先が跳ね返されるくらい「実」であるのが良いとされます。 丹田が堅くなったとき、腰骨が柔らかになり、動きが良いそうです。
おなかが押さえてやわやわなのは、即ち、腹ができていない人間なのです。

紺屋町の「坂田」の坂田さんは、痩せる呼吸法を教えてくれました。
真っ直ぐ立って、空気を胸一杯吸います。  吸った空気を丹田まで押し下げます。
口笛をふきながら、ゆっくり 上半身を前に傾けていきます。 手が床に付くまで口笛をつづけ、息を吐き切ってしまいます。 鼻から呼吸しながら身体を起こし、真っ直ぐ立ちます。 これを10回くりかえします。
 飲食店ですから、お客さんに付き合って飲んだり食べたりすればすぐ体重が増えきつくなります。この呼吸を1週間しますと、2-3Kg痩せるそうです。

 みんな偉いなあ!  西野式呼吸法や自彊術など勉強しないでも 同じような事をしているんだものな。

 身体の事は、何と言っても 呼吸が基本にあるのだなあ。

    いい呼吸  ボケもとばすし  身もかるく

自費出版をしようと、相談しました。

2005-02-08 09:27:03 | Weblog
新聞の広告で、「自費出版しませんか?」「協力出版の原稿募集」など書いてありました。
 私の作文を送ってみました。丁重な返事を頂きうれしくなりました。一刷り1000部は私の全額負担で2,600,000円出せ。二刷り以降は出版社がすべてを負担し6%の印税を支払う。全国の契約書店300店に本は置く。内容は面白い。しかし実名表現・本からの引用・差別表現が沢山ありそこを直せ。そして訂正すべきと思われている箇所に付箋がつけてありました。

 人に不快感を与える表現は、すべていけないそうで、「下請」「作業者」「馬鹿」「運ちゃん」「乞食」「暴力団」「ヤミ屋」などに差別表現とかいた付箋がつけられていました。
 人名はプライバシーの問題がからみ政治家・公人以外はすべて相手の了解がいるそうで、マイナーな私人でも死人でも同じですって!

日本経済新聞の裏面には、J・W氏のエロ小説が朝から堂々とでているけれど、日本では不快感ないとされているのですね。アメリカならセクハラで発禁になりそうですが?
 
 差別用語として汚い言葉を追放するから日本人は喧嘩が下手なのかもしれませんね。 韓国で口喧嘩しているのを見たことがありますが、相手を罵倒する迫力はすばらしいものがありました。あれは汚い言葉を続けて言ってるようでした。

 日本では、エロは野放しですから、援交もはやり、遊び好きの仕事嫌いが大手をふっています。
 頼りない男とあつかましい女の21世紀の日本となっているのは、倫理に基づく表現規制ではなく、他を恐れての自主規制に走るマスコミ・出版会社に一端の責任ありと思います。

 規制緩和は色んな方面で進んでいますが、エロの分野では特に激しく、差別用語は逆に規制がひどく、厳しくなっています。
 エロバブルの時代・言葉文化の暗黒時代が平成時代のようです。
出版社の人の話では、2,600,000円掛けて1,000部一刷りしても、二刷り出来るのは40%以下だそうです。
 有名人なら、すぐ十刷ぐらいいけるそうですが、無名の人の本を手にとって呉れる人はいないですね とのことでした。

 いろいろ商売はありますね。 本を出したい人をターゲットにした商売はリスクがないでいいですね。 そう言えば新聞社も自費出版をよくPRしていますね。
 原稿を送ってみて、少し 勉強になりました。