朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ゆとり教育を超える21世紀勉強法

2005-02-15 09:36:56 | Weblog
『詰め込み教育は、児童の精神的安定に害を及ぼし、落ちこぼれ生徒を多くしている(私の思い込みかな)』と文科省と日教組は、ゆとり教育を提唱し実施しています。
その結果 日本児童の学力低下が目立ち、世界共通テストでも指定席だった上位から滑り落ちました。
21世紀に入り『ゆとり教育』の見直しが叫ばれていますが、具体的な姿はみえてきません。

私は昭和20年国民学校入学で戦後義務教育を受けました。戦前のことは知りません。 平成17年の今 生物・地学・介護などを放送大学や高校講座で見て、私達の習ったものより数段進んでいる、現代科学の初歩の常識をつけるだけでも、学ぶ量は数倍に膨らみ、現在の子供達は大変だ、落ちこぼれがでるのも、当たり前だと思いました
まして落第は無い、テストで順位をつけるのは人権侵害だとされ、成績が悪くても叱られないのですから、落ちこぼれ・不登校・いじめも普通のことになりました。

今までの勉強法では、通用しない時代になっています。
『勉強の仕方』『本の読み方』『暗記のやり方』『九九的自動頭脳作動法』などを考案し小学校の初学年・中学校の初学年に 教え実習し、児童の身につけさせる事を第一に、義務教育を変化させる必要有りと、私は考えます。
私世代の小学校・うちの娘世代の小学校では、そんな科目はありませんでしたが21世紀には確立せねばならぬ分野だと思います。

私がこうあって欲しいと思うのは、今は文科省も日教組も認めていない方法ですが、実際に塾・学会・商売で実用になっている教育法です。
これらを文科省が認定し、教育大学で研究し、日教組に賛成させてほしいものです。
それらは
① サイエントロジーの勉強法 誤解語クリアーの方法
② 速読法 
③ 9x9ドリルのような訓練法
④ 日本語古典 名文の暗記
⑤ 英文初歩の実用文の暗記
⑥ 作文教育(内容と文法)
⑦ 実用論理学
のようなものです。

① のサイエントロジーは、アメリカの新興宗教の一つで、強引
な勧誘と排他的言動が週刊誌でよく叩かれています。しかしその中で教える考え方は、21世紀の考え方として立派なものばかりです。
誤解語の概念 誤解語の解消した後の勉強の進みの速さ・反応心と分析心の考え方・生存が生物(ダイナミックス)の目的などの考え方は言い方を変えて学校教育に取り入れれば非常に役立つと思います。 言葉の定義がはっきりすれば、頭の中は21世紀にすぐなります。
② の速読法は、インターネットで検索すれば沢山出てきます。
どの方法がいいか検討し文科省方式をきめましょう。どのやりか
たでもいい、あまり厳密に選ばなくても似たようなものと感じていますが、一つに決めるとすればいろいろ意見がでてもめるのでしょう。 速読法を中学校で必須とした時、3年間で中学高校6年を済
ませてしまうでしょう。
 ③ 9X9ドリルは、考案した先生が、抜擢されて、公立学校の校長になっておられましたから、すぐ文科省方式ができるでしょう。
④・⑤・⑥は、記憶力の自信づけ、記憶した事の実用性の確認するものであります。
 暗記する内容そのものは、個人が成長した後自分できめて、実用にし、また楽しみにするもので、学校では訓練とし、いろんな名文を一頁づつ位にとどめましょう。
 ⑦の論理学は、おおげさな本格的なものではなく、Yes・Noをはっきり言える日本人をつくる方策で、なぜYesなのか? なぜNoなのか?の理由をのべて決断する訓練のつもりです。

 ⑥の作文は、私が趣味のように楽しんで書いているものですが、ボケ防止 頭のなかの絵と言葉の置き換えの楽しさ 自分の考えた筋道を読者に辿ってもらい理解してもらう嬉しさ など瞬間芸で無い大人の楽しさを知って欲しいと言う意味です。
 作文していると、読書も以前より上手になります。

 今のままでは、21世紀の日本はおかしくなりますよ。文科省も教師も、自分が良い条件になるようにと活動するのをやめ、自分の子・孫に良いことをかんがえましょうよ。