ドブガイ属 Anodonta sp.
2010,11,27 山形県新庄市
ため池などの止水域や緩やかな流れの用水路などに生息する大型の二枚貝の仲間。
ドブガイ属は現在、
ヌマガイ Anodonta lauta
タガイ Anodonta japonica
マルドブガイ Anodonta calipygos
の3種がいて、山形県ではヌマガイとタガイが生息している。
ヌマガイとタガイは外見での区別が難しく、正確に区別するには幼生の刺状突起上を見るしかない。
殻の形も少し違うが、個体変異が大きいようなのであくまで目安にしかならないらしい
その他生態に違いがあり、ヌマガイは春~夏に一度だけ妊卵し、タガイは通年を通して何度も妊卵する。
そのため秋~冬に卵を持っていればタガイということになるらしいが、そのほかの季節は見分けられないのでしょうか?
山形県最上郡産
この二つは同一箇所で採集したもの。
おそらくは左がヌマガイで右がタガイだと思われます。が、詳しいことは不明です
びっくりしました。
そして、綺麗に撮れていていつも
勉強になります
しかも手探りで!
大きさも掌ぐらいのものがほとんどで大きなものだらけの場所でした。
写真はよっぽどのことが無い限り全てオートで撮ってるだけですよ
ストロボだけは不自然っぽくなるので焚かないように気をつけていますが。
初めて見たので最初はスーパージャンボシジミかと思いましたwwww
なかなか区別しづらいんですね、ヌマガイとタガイ………。
タガイとヌマガイ、昔は同種でしたから。区別しにくいのは当たり前なんでしょうね私もさっぱり…。
そこで、この記事を見つけましたが、最上郡内のどこでこんなに貝が見つかるのでしょうか?
タナゴは1組のペアしか居ないので、そんなに大量に貝が必要な訳ではないのですが、買ってきた貝は1個しかないので、できれば、地元の貝を水槽に入れてあげたいです。
よろしければ、貝を採れる場所をおしえていただけないでしょうか?
他の色々な二枚貝に関するページを見ていたら、乱獲を防ぐ為に、二枚貝の採取場所は公開しないように配慮されていることが分かりました。
やっぱり、自分で身近な自然をよく見てみて、見つけたいと思います。
貝の採れる場所ですが、こまかい場所は上記のようにここではかけませんので見つけるヒントだけ…。
貝の種類にもよりますが、少し大きめの池の水が出る水路(放水路)、田んぼの中にある土側溝などで見ることが出来ます。
色々な場所で探すことも出来ますが、一番確実なのはタナゴを捕まえた川で探すことですね。タナゴが生息していれば二枚貝は確実に生息しているはずです。
あとはタナゴの種類によって好みの二枚貝が違うので、そこも調べておくといいと思います。
飼育、頑張ってください。
タナゴは、田んぼの脇のU字溝の川から流れてきたのですが、川を遡って行ってみたら、ずーっとコンクリートのU字溝で、タナゴが住んでいるような水溜まりにはたどり着けませんでした…。
もっと遡って探してみるか、アドバイスを参考に貝がいそうなところを探してみようと思います!
ちなみに、今、稚魚が4匹元気に成長中です。
地元の自然を再発見しながら、めげずに貝探ししてみようと思います!
ご親切なアドバイス誠にありがとうございました。
まだ稚魚ということで、産卵が来年か再来年かはわかりませんが、多くのタナゴは春産卵(日照と水温で調整も出来ますが…)なので、産卵に使うだけなら今年はまだ採集はしてこないほうがいいかと思います。二枚貝は飼育が難しく、すぐに死ぬ上、死後は急速に水質を悪化させますので。
私も昔、タナゴを飼育していたときがありましたが、二枚貝に産卵する瞬間を見たときや、貝から稚魚が浮上してきたときは飼育冥利につきますよ。