アヤスジミゾドロムシ Graphelmis shirahatai
2011,8,10採集 新潟県長岡市産
大きさ3.4~3.7mmのヒメドロムシの仲間。
鞘翅の線と黄色い足、強靭な爪と他の種類との区別は容易。
山形県がタイプロカリティーの種類だが、山形県では1947年と1954年にそれぞれ1頭採集されているだけで以後の記録は無し。
主に河川の下流に生息しているとのことでしたが、今回長岡市の採集場所を見る限り、上流寄りの中流のようなところでの生息も可能なようです。狭い範囲で複数採集されているので普通に繁殖もしているのでしょう。
長岡市には大河川の信濃川も流れており、そちらがメイン産地なのでは?との意見もありましたが、おそらくは支流のほうがメインになっているかと思います。このあたりは来年以降の課題でしょうか?信濃川はツツガムシさえいなければもう少しやりやすいのですが…。
実家に帰省した際には本種も目標だったのだが、時期が悪いか腕が悪いか採集はできず。
ただ、今回の感じからして山形県内でも生息している可能性は高いと思う。最上でもここは!という場所があるのでなんとか見つけてみたい。