最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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帰省1日目

2011-09-11 18:24:30 | 日記
胎内市でヒメドロを採集した後、適当に川を物色しながら帰ろうかと思っていたが、中々いい川が無いのでまっすぐに帰ることにした。
できれば信濃川で採集したいなぁと思っていたが、台風が過ぎた直後だったので増水してひどいことになっていた。


そんなこんなで昼前には長岡に着き、家に帰る前にエゾゼミでも探そうかといつも行ってた場所へ。
車を降りるといくつか鳴き声が聞こえたが、高くて届きそうにも無いので、まずはよく見ていた池のほうへ向かう。

この池は中越地震で水が全て抜け、その後に堤防を直して?復活した池。
地震前はブルーギルが大量にいて、ブラックバスも何度か見かけたし、錦鯉もいくつか泳いでいた。
それでもウチワヤンマ、チョウトンボなどを確認していたし、トンボの種類は少なくは無い池だった。
今回はクロイトトンボ、アオイトトンボ、オオルリボシヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、マユタテアカネ、リスアカネを確認。

リスアカネはここで確認していなかったのでちょっとうれしい
縁の部分ではショウリョウバッタモドキも確認。

トンボがいくつか見られたのもうれしかったが、一番驚いたのは水草があったこと。

至る所で黄色い花を咲かせていたのはおそらくイヌタヌキモ。

コウホネの仲間も少ないながら確認。

昔は水草何も無かったんじゃなかったかな?と思いながらじっくり見ていくと小さな魚も泳いでいた。
気づくと何百と泳いでいたんだが、よく見ると全部メダカだった。
はじめはうれしくも思ったが、このメダカはどこのものなのか?という不安もあった。
最上では何箇所かメダカのいる池を見つけたが、いくつかの場所ではヒメダカも一緒に確認していたりする。
今回の池ではヒメダカは確認されなかったが、誰かが放した可能性も高そう…。
そうなると水草も怪しくなってくる

この後はエゾゼミ目当てに山を登るが、すぐに雨が降ってきたので中断。
道の脇から飛び出す個体を3頭確認したが採集はできず…。
途中ヤマクダマキモドキがいたので撮影。


昼過ぎに家に着き、丁度出張で長岡に来ていた父と少し話し、母に採集地の近状を教わり、姉とくだらない話をして夜まで母採集のヒメドロムシをチェックしていた。
ヒメドロムシは事前にわかっていた珍品2種以外はパッとせず…。

夕飯は母・姉と「土佐屋」でラーメンを食べた