セアカヒメドロムシ Optioservus maculatus
2011,6,3採集 山形県最上群産
大きさ2.4~2.6mmのヒメドロムシの仲間。
ツヤヒメドロムシそっくりだが、大きさが本種のほうが一回り大きい。
この種類も山形県がタイプロカリティー。
源流に生息し、今のところ確認している産地は1ヶ所のみ。
ブナ林の中を流れる沢で、年中日陰になっているのが胆か?
本種には斑紋に変異があり4紋型と紋が繋がる型がある。
↑の文章を書きながら、色々と文献を見ていたらどうも違和感が…。
大阪とか島根とか福岡で記録されているセアカヒメドロムシはこの個体より全体的に太く感じる。
「島根県の水生甲虫」に出てるマルヒメドロムシ属の一種に近い種類なのだろうか?
標高は600mちょいだが、付近にオサバグサが生えてるブナ林のなかの暗い沢での採集品。
参考文献
林 成多(2011)島根県の水生甲虫.ホシザキグリーン財団研究報告特別号,(1)