吉田拓郎 シンシア

2023-08-17 02:20:57 | 吉田拓郎
吉田拓郎 シンシア



懐かしい人や 町をたずねて
汽車を降りてみても
目に写るものは 時の流れだけ
心がくだけていく

帰ってゆく場所もないのなら
行きずりのふれあいで
なぐさめ合うのもいいさ

シンシア そんな時
シンシア 君の声が
戻っておいでよと 唄ってる
君の部屋のカーテンやカーペットは
色あせてはいないかい

(間奏)

人ごみにかくれて 肩をすぼめて
自分を見つめた時
過ぎ去った夢が くずれ落ちる
長い夜が終わる

夜空は町に落ち 人々が
笑いながら通りすぎる
あの日と おんなじところを
シンシア そんな時
シンシア 君の声が
戻っておいでよと唄ってる
君の部屋に僕ひとり いてもいいかい
朝を待つのがこわいから

シンシア 帰る場所も
シンシア ないのなら

シンシア 君の腕で シンシア 眠りたい






この曲「シンシア」は、1974年7月1日によしだたくろうとかまやつひろしが、「よしだたくろう&かまやつひろし」名義で発表したシングル・レコードです。

表題曲の“シンシア”とは、1971年6月1日に「17才」でレコード・デビューを飾り、「元祖アイドル」と語られることもある南沙織の愛称で、

彼女のクリスチャン・ネームでもあります。

南の6枚目のシングル盤「早春の港」(1973年1月21日発売)を耳にしたよしだがこの楽曲に感銘を受け、アンサーソングとして制作したのがこの曲。

現役ミュージシャンが同時期に活躍するアイドルに捧げた歌という点が特徴でしょうか。

































































































































































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