小樽の灯
暗いこの世を 手さぐりで
生きて流れる 花園あたり
浮世通りの 灯にすがり
酒で自口分を 責めている
そんなあなたに 抱かれて泣いた
小樽の灯
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かつて小林多喜二は、明治以降に、港と鉄道の大動脈により発展していく小樽を北海道の「心臓」と表しました。
北日本随一の商都に発展した小樽は、未来を夢見た人々や財を成した資本家の「民の力」でまちをつくりあげてきました。
マスターも何回か小樽を訪れましたが、街のイメージは「新鮮な生イカ」と「女の街」。
北海道の小樽は北陸の石川県金沢市と似ています。
「新鮮な魚介」&「女の街」だからです。
「新鮮な魚介」・・・
小樽は生イカ、ホタテあたり、そして金沢は能登でとれるブリ・ハマチ・青アジなどの新鮮 魚介類。
「女の街」・・・
勿論「女の街」と言っても、女性が街を支配しているというのではなく、街そのものが女性っぽいという意味合いです。
誤解なさらないように加えますと、男性が訪れても女性が訪れても素敵に感じられる街、それが「小樽」&「金沢」。