そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4318-20.4320

2013年10月26日 |  / 万葉集

10/26

「秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ぐしてむとか(歌六首 4/6 #20.4318)」
「秋露をかぶった萩を手折らずにむなしく盛り過ごそうとするか()」

「高圓の秋野の上の朝霧に妻呼ぶ壮鹿ヲシカ出で立つらむか(歌六首 5/6 #20.4319)」
「高圓の秋野の丘の朝霧に妻呼ぶ壮鹿ヲシカが出たきたのかな()」

「ますらをの呼び立てませばさ牡鹿の胸ムナ分けゆかむ秋野萩原(歌六首 6/6 #20.4320)」
「ますらをが呼び立てたのでさ牡鹿が秋野の萩原掻き分けいくか()」

「この六首家持秋野を読むという想像してただけかも知れず(右の歌六首は、兵部少輔大伴宿禰家持、独り秋の野を憶シヌひて、聊か拙懐オモヒを述べてよめる。)」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あめそら | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

 / 万葉集」カテゴリの最新記事