10/10
「朝風呂に『永遠の0』持ち込んで夕方五時に読み終わりたり(夕方まで風呂に入っていたわけではありません。)」
「百田さんあんたは偉い物書きよ第11章の最後が凄い!!(最後の1行。構造は単純だがやるもんですね)」
「幽霊はいるもんですねこの話聞けば信じる宮部の霊を()」
「宮部氏は超人なりしかくのごと才能を授けられるは珍しきこと(物語の中だけと思いつつも魅力的な人物です)」
「鼻水が内で音たて流れたり泣くわけにいかずごまかしており()」
「色々な要素含めるこの著書はテクノロジーやピカレスクをも()」
「萬月やシェルダン等の作品に共通したるテンポのよさが(熱中させるものがありたり)」
10/10
「春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鴬鳴くも(二十三日、興コトに依ツけてよめる歌二首 1/2 #19.4290)」
「春の野に霞たなび虚ろなるこの夕方に鴬鳴くが()」
「我が屋戸の五十笹イササ群竹吹く風の音のかそけきこの夕へかも(歌二首 2/2 #19.4291)」
「わが庭のわずかな竹に吹く風の音がかすかなこの夕べかも()」
「うらうらに照れる春日ハルヒに雲雀あがり心悲しも独りし思へば (二十五日、よめる歌一首 #19.4292)」
「うらうらと春日ハルヒに雲雀飛び上がり心悲しい独りで見れば()」
「家持は春にぼんやり憂えては歌を詠んでは気をまぎらわす(特別なき記載がないは家持が詠んだ歌だだと注がある)」
「()」
10/10
「内裏にてお勤めすれば千鳥鳴く珍しきこと歌を詠みたり(十二日、内裏に侍サモラひて、千鳥を聞きてよめる歌一首)」
「河渚カハスにも雪は降れれや宮の内に千鳥鳴くらし居むところ無み(#19.4288)」
「川の州に雪は降るのか内裏にも千鳥鳴きます居るとこ無くて()」
「青柳アヲヤギの上枝ホツエ攀ぢ取りかづらくは君が屋戸にし千年寿ホくとそ(二月の十九日、左大臣橘の家の宴に、攀ぢ折トれる柳の條エダを見る歌一首 #19.4289 )」
「青柳アヲヤギの枝を折り取り鬘カズラにとあなたの家を千年寿ホくため()」