そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4321-20.4323

2013年10月27日 |  / 万葉集

10/27

「交替で筑紫の国に派遣さる防人の歌ここに載せたり(天平勝宝七歳乙未キネトヒツジ二月、相替へて筑紫の諸国クニグニに遣はさるる防人サキモリ等が歌)」

「畏きや命ミコト被カガフり明日ゆりや加曳カエが斎田嶺イムタネを妹イム無しにして(#20.4321 1/7 右の一首は、国造の丁ヨホロ、長下郡ナガノシモノコホリ、物部秋持)」
「畏きも使命を受けて明日から茅と共寝か妻がいなくても(天竜川の辺りの物部秋持)」

「我が妻はいたく恋ひらし飲む水に影カゴ副サへ見えて世に忘られず(#20.4322 2/7 右の一首は、主帳フミヒトの丁、麁玉郡アラタマノコホリ、若倭部身麿ワカヤマトベノムマロ)」
「わが妻はすごく焦がれる飲む水に面影見えてとても忘られぬ(静岡・浜北市あたりの若倭部身麿ワカヤマトベノムマロ)」

「時々の花は咲けども何すれそ母とふ花の咲き出来デコずけむ(#20.4323 3/7 右の一首は、防人、山名郡、丈部ハセツカベ眞麿)」
「季節毎花は咲くけどどうすれば母といふ花の咲き出さないか(静岡・袋井市あたり)」


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かみなりいなづま

2013年10月27日 | 日めくり帖

10/27

「かみなりは『神が鳴る』こと文字通り神が怒ってカミナリになる()」

「高鴨の神社の主は雷神でアジスキタカヒコネという神なりし()」

「天上の織女が首の首飾り二山懸かるアジスキタカヒコネは(稲妻が山から山に光るさま)」

「雷神は恐れ尊ぶ神なりき卍は世界の雷マーク()」

「雷は雨に田と書きこの田とは卍マークの変化であると()」

「著者はいう『カモ』というのは雷神を信仰したる地名なりしと(かもやま、みかもやま、かめやま、かめおか、かめしまetc.)」

「稲妻は雷旦那で稲が妻カップリングで米は豊作(雷で空気中の窒素が分解されて肥料になるらしい)」

「霊異記に飛鳥豊浦で雷イカヅチを捉えて帝に持ち行く話が(祟りを畏れてもとに戻した。雷イカヅチの丘)」

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