そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#19.4279-19.4281

2013年10月08日 |  / 万葉集

10/8
「按察使は国司を見張る監察官任ぜられたり諸兄の子(二十七日、林王の宅にて、但馬按察使アゼチシ橘奈良麻呂の朝臣を餞せる宴歌三首)」

「能登川の後は逢はめど暫シマしくも別るといへば悲しくもあるか(歌三首 1/3 #19.4279 右の一首は、治部卿船王。)」
「能登川の名のように逢ましょう暫しの別れといへば悲しい()」

「立ち別れ君がいまさば磯城島シキシマの人は我じく斎イハひて待たむ(歌三首 1/3 #19.4280 右の一首は、 右京少進大伴宿禰黒麻呂。)」
「立ち別れあなたが行けば大和人わがことのごと祈って待たん()」

「白雪の降り敷く山を越え行かむ君をそもとな息の緒に思(も)ふ(歌三首 1/3 #19.4281 左大臣尾ヲ換ヘテ云ク、いきのをにする。然レドモ猶喩シテ曰ク、前ノ如ク誦メト。 右の一首は、少納言大伴宿禰家持。)」
「白雪の降り敷く山を越えて行くあなたを思うため息ととも(ほかの読み方もある)」

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