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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

西国巡礼記私案

2007年11月15日 | 法語もどき

例えばある出版社から西国巡礼の本を書きませんか、と持ちかけられたらどうしよう。これは仮定の話だから、一応私に頼めば面白い本ができると編集者は考えたということにしよう。ここはキッパリ「分かりました、引き受けましょう!」と答えることにしょう。
実はこの話は杉本苑子さんの「西国巡礼」のはしがきを読んで、自分だったらどんな本を書くか?ということを思ったのが発端である。
この類いの本は杉本さんだけでなく、白洲正子さん、クレイグという外人がやった自転車での巡礼、旅のガイドブックのようなもの、など色々なパターンがある。これらの本と一線を画す内容にしたい。どうするか。とりあえず箇条書きをしていくが、いくつかのカテゴリーに分け、各条をそのカテゴリーに分類して、最後に星取り表を作って判断しよう。
まず、(1)観光の観点から、寺の名称、住所、交通、宿泊、簡単な歴史と近くの史跡など。またここに季節的要素を加えねばならない。次に(2)巡礼という観点で、巡礼の歴史、スタイル、霊場への敬い、お経の奉納、さしずめお経は般若心経と観音経、巡礼と言えば歩きになるが、巡礼記とか道中記を作る。東海道五十三次のような道中記を想定する。もしこれが今風でないならウォーキングということで行程の歩測をするのも一興である。途中の宿の紹介もあればよい。巡礼の意味とその成り立ち、歴史背景についてもつけ加えたい。道中や霊場の写真と吟行よろしく歌など詠んでみたい。そういえば、霊場を詠んだ歌、つまりご詠歌だが花山天皇が詠んでいる。花山天皇と霊場の関係について話したらページが稼げると思う。


西国巡礼記私案

2007年11月15日 | 字余り

例えばある出版社から西国巡礼の本を書きませんか、と持ちかけられたらどうしよう。これは仮定の話だから、一応私に頼めば面白い本ができると編集者は考えたということにしよう。ここはキッパリ「分かりました、引き受けましょう!」と答えることにしょう。
実はこの話は杉本苑子さんの「西国巡礼」のはしがきを読んで、自分だったらどんな本を書くか?ということを思ったのが発端である。
この類いの本は杉本さんだけでなく、白洲正子さん、クレイグという外人がやった自転車での巡礼、旅のガイドブックのようなもの、など色々なパターンがある。これらの本と一線を画す内容にしたい。どうするか。とりあえず箇条書きをしていくが、いくつかのカテゴリーに分け、各条をそのカテゴリーに分類して、最後に星取り表を作って判断しよう。
まず、(1)観光の観点から、寺の名称、住所、交通、宿泊、簡単な歴史と近くの史跡など。またここに季節的要素を加えねばならない。次に(2)巡礼という観点で、巡礼の歴史、スタイル、霊場への敬い、お経の奉納、さしずめお経は般若心経と観音経、巡礼と言えば歩きになるが、巡礼記とか道中記を作る。東海道五十三次のような道中記を想定する。もしこれが今風でないならウォーキングということで行程の歩測をするのも一興である。途中の宿の紹介もあればよい。巡礼の意味とその成り立ち、歴史背景についてもつけ加えたい。道中や霊場の写真と吟行よろしく歌など詠んでみたい。そういえば、霊場を詠んだ歌、つまりご詠歌だが花山天皇が詠んでいる。花山天皇と霊場の関係について話したらページが稼げると思う。


めぐみ

2007年11月15日 | 日めくり帖
11/15
「三十年たてど娘はそのままの姿で生きる父の記憶に(1977.11.15に発生)」
「めぐみさん優しい心の持ち主で当時贈れる櫛や絵はがき()」
「『テロ指定』国家のレッテル外すなと申し入れしにアメリカに立つ
(家族会とか拉致議連等が)」
「希望的観測なれど崩壊をしていた国が息吹き返す(アメリカのせい?)」
「日本のトリックスターがもう少し頑張っていりゃ実現したか?(小泉さんが)」

常夏〔7〕

2007年11月15日 |  / 源氏物語
11/15
「目の前の父の気高さ仰ぎ見て己が産屋の貧しさ嘆く(近江の君)」
「とはいえど三十一文字をひねれどもただ上と下辻褄合わず()」
「内大臣『思いたたれば今夜にも』いいし言葉で気も焦るなり
(近江の君は、いつ女御のどこに行けばよいかと聞く)」
「まず文と『勿来の関』や『水無瀬川』わけのわからぬ手紙を書ける()」
「配達はひすまし童が持っていき台盤所で下女に渡せり()」
「弘徽殿の女御は見たが文脈がつながらなくて下に渡せる()」
「代筆も自筆をまねて書いたけどバレたらイヤねと包み返せり()」
「人知れぬ思いやなぞと葦垣の間近けれどもあふ由のなき(古今集)」
「立ち寄らば影踏むばかり近けれど誰か勿来の関を据えけん(後撰集)」
「しらねども武蔵野といえばかこたれぬよしやさこそは紫のゆえ(古今六帖)」
「怪しくも厭うにはゆる心かないかにしてかは思いやむべき(後撰集)」
「憎さのみます田の池のねぬ縄は厭ふに生えるものにこそあれ(伊行釈所引)」
「あしき手を猶よきさまに水瀬川底の水屑の数ならずとも(伊行釈所引)」
「草わかみ常陸の海のいかがさきいかで相見ん田子のうらなみ(#12)」
「常陸なる駿河の海の須磨の浦に波立ちいでよ箱崎の待つ(#13)」