暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

アムステルダム中央駅午前零時30分

2013年04月19日 03時02分55秒 | 日常

もう45年ほど会っていない同級生がオランダに来ているので会いにアムステルダム駅前のホテルまで出向いた。 同級生どうしの夫婦なので彼の夫人には正月に帰省したときのミニ同窓会で顔を合わしていたけれどお互い45年もあっていなければ面影はあるけれどかなり変っている。 けれど話しているうちに徐々に昔の面影がもどってきて話し込んだ。 結局3時間ほど話して帰宅しようと駅前に戻ると若者に声をかけられた。 こちらのほうは見覚えが無いものの向こうの方はこちらを仕事場で見かける顔だがこいうところで見かけるとは珍しいと声をかけたのだそうだ。 16年前にアフガニスタンのカブールから家族ごとオランダに避難してきたのだという。 イスラム法を勉強しているのだといい、家の近所に宗教学を何年も勉強しているものがいてその繋がりでこちらの顔を覚えていたらしい。 結局20分ほど駅前で立ち話となった。 分かれてからコンコースのキオスクでコーヒーを買いそれを持って電車に飛び乗ったらその12時45分初のインターシティーがでた。 スキポール駅で何かトラブルがあったのか10分ほど停車していたがその後15分ほどで自分の駅についた。 家に着いたら2時前だった。

アムステルダム12時45分発というのはよく乗った。 この2年ほどジャズを聴きにアムステルダム駅の近くにあるジャズハウスに足を運んでいない。 行っていたときには夕食を家で済ませて9時ごろから始まるコンサートに駆けつけ12時をちょっと廻って終わったら早足で駅にもどればこの列車に間に合うのだった。 もしジャズが済んだあとでその出演者たちと楽屋で話をしていればこれには間に合わず、ナイトトレーンということになりそれから1時間ほど待たなければいけないことになっていた。 帰りの列車の中でそんなことを思い出したのだった。