暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

鉛玉を変えてみた

2013年04月11日 01時47分13秒 | バンバン


このところフリントロック式ピストルでの25m射撃成績が良くないからここで一度通常の44口径(11.30mm)の鉛玉を心もち小さいものにしてみようと思い、同じくフリントロック式ライフルのものを使ってみた。 といっても口径は同じく44口径なのだがこれは11・15mmなのだ。 差はたったの0.15mmなのだが銃身に玉を込めるときの抵抗が違う。 滑らかで抵抗が少なくプラスチックの槌で打ち込むときに滑らかに筒の中に入る。 玉をつめるときに銃口に湿り気のある薄布のパッチがをおいてその上に鉛玉を置いて槌で叩くのだがその効果はあきらかだ。 それは銃身内部には螺旋が切られていないから玉は押されたままの格好で詰め込まれていて、入るときがスムースだったから出るときもスムースになるのは当然のことだ。 けれどそれだけで精度が上がるのかというとそれは別の話だ。

銃の歴史の中でライフルと呼ばれる螺旋の溝が銃身の内側に掘られてからの命中率は格段に向上し、だからその溝のないこのような銃は有史以前のものなのだ。 とはいってもこの銃で7,8年前まではいつも75ポイント以上を打ち上げていたのだから原因は銃というより自分の方にあると考えた方が妥当なのだがそれを簡単に受け入れる気持ちはあまり湧かない。

規定時間の30分の間に13発発射した。 初めの6発は60cm四方ほどの台紙さえにも着弾せず狙いを定めるのに苦労したものの徐々に着弾するようになって結局23ポイントということになったのだがまだ鉛球を変えて効果があったかどうか判断は出来ない。 この玉をもう一度日曜の試合に使ってその結果をみることにしよう。