暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

久しぶりに気持ちのいい天気だった

2013年04月02日 18時23分33秒 | 日常
仕事場の前にもう100年は経つだろうというような栃の木の大木が聳えていて、夏にはそこに繁る大きな葉が涼しい影を作り、秋には広げた大人の手よりも大きく色づいた葉が落ちて絨毯となり、その上をかさかさと音を立てて歩く楽しみがあって、そんなときもう冬が近いということを感じるわけなのだ。 今回の冬は妙な具合に2月までは平年並みで、みなそんなに寒いと感じなかったけれど3月になってからはオランダでは今でも続いている1947年以来の寒さだとニュースでは言っていたような気温だ。  だから寒い寒いと何回も口に出していたのはあながち自分の歳のせいでもなかったようだ。

仕事を終えてその大木の枝越しに空を眺めると陽射しはもう明らかに春のものであり、温度も8,9度まで上がっているから今日は久しぶりに手袋をつけずに自転車を漕いでうちに帰った。 もう27年も見ているあの栃の木も例年なら今頃はもう芽吹いているはずなのにまだ裸坊主のままだったから今年の春はまだちょっと遠いような気がする。 けれど一旦春になるとすぐに夏の陽気になってまた急に暑い暑いと言い立てるようになるのだろうか。

帰宅して夕食を摂り、その後、8時のニュースを見てから、昨日はイースター(復活祭)二日目でそのため休みだった毎週月曜のフィットネスクラブに今晩でかけることにした。 二日前に冬時間から夏時間になり時計が1時間進んだから9時に始まるフィットネスに間に合わせるのに自転車を漕いで5分ほどの場所に出かけるときには外が明るいのに驚いた。 この何週間かはまだ暗く寒い中を自転車の灯りを頼りにスキー帽を頭に被って急いでいたものが、今は同じ通りの夕暮れに家並みが黒くシルエットとなっているもののその縁はぼおっと明るくメロンの微かなオレンジ色が見え、その上には透明な青が暗くなっていくようすが窺えて気温を考慮しなければそれだけで春から初夏に進んでいるような妙な気持ちになった。 地球の傾きがなすこの日照時間の変化に今更ながら感心する。 

考えてみれば人工的に時間をずらせ夏時間になって9時でもこんな風に明るいけれど冬時間だとすると8時なのだ。 北緯51度だからもっと緯度が上がればこの差がもっと甚だしくなるのだろうし、自分の育った北緯34度の大阪の村では夏でも午後8時はもうとっぷり暗かったから、この20度ほどの差がこれなのかと感心するのだが、一番日が長いときは今見ているこの夕暮れが午後11時ごろのものになるのだ。


花粉症に通風

2013年04月02日 00時06分38秒 | 日常


3月20日前後に左足親指の付け根が痛んだ。 初めはどこかで跳び上がって地面に下りたか何かしたときにそこを打ってそれが痛んでいるのだろうと思っていたのだが翌日には痛みが強くなり、これは単なる打ち身ではなくいつもの通風だと自覚した。 普通は右足の親指の付け根あたりが腫れて熱を持ち重く鈍いものが徐々に強い痛みに変りそこで常備薬を服用ということになる。

ヴァイアグラに似た薄青三角の錠剤、 arcoxia 120mg を一錠服用すると半時間ぐらいで痛みが薄れて1時間後には忘れたようになくなると書いてあるのだがこのところ時間が少しかかって2時間後になんとか消えるということが続いていた。 10年ほど前に発病して大体半年に一度兆候が出てその度に服用する。 この薬は7年ほど前から使っているのだがそれまでのものは副作用の下痢が酷く、成人用紙おむつをつけたことがあるほどだったのだがこの薬に換えてから副作用も全くなく、即座に効くので魔法の薬として重宝していた。

夜中に兆候が出たのでいつもの通り一錠服用した。 翌朝起きてもはかばかしくない。 中途半端な効き方で痛いか痛くないかとよく観察してみれば痛い、というようなものだ。 箱には一日一錠、と書いてあるのでまだ服用してから24時間経っていないけれどもう一錠服用した。 変らない。 だからそれから24時間経ってもう一錠喉を通してそれで完全に痛みは消えた。 これがちょっと気になった。 今まで2錠も3錠も続けて服用したことがなかった。 半年に一度服用して1時間ほどで消えてまた半年、ということの繰り返しだったものがこのパターンが変った。 前回が12月の28日でそれからは3ヶ月しか経っていない。 期間が半減し、効き目が薄まっている。 多分これは尿酸値が大分上がっているからなのだろう。 尿酸値とコレステロール値を下げる薬を何年か前に処方されたけれどそれを無視してきた報いかもしれず、毎日口にするアルコールとも響きあっているのかもしれない。 何れにせよはかばかしくない。

プラスマイナス3℃あたりを上下する冬日が続いているのに花粉症が出て往生している。 例年は周りの木々が芽吹き花が咲くのにことしはその兆候さえも殆んど無く温度も冬並みに低いのだから花粉症はまだのはずなのだがそれでも大気中には花粉が飛び回り始めているのだろうか、眼と鼻が過敏になってクシャミに鼻水、眼がショボショボして堪らない。 今、このようにキーボードに向かっていても定期的に濡れた小さいお絞りのようなタオルで眼を冷やして熱を冷まさないとショボショボが引かない。 アルコールを口にすると余計に過敏になるのかその反応が甚だしいから始末に負えない。 これがもう3週間ほど続いているだろうか。 普通なら1週間かそれくらいで慣れて終わりになるのだが今年のこの天気ではまだ2週間は続くに違いない。 異常気象のお陰で毎日濡れたようになるハンカチで鼻を拭う日々が続く。