きょうは母の日のまえの日。
カットに行って、午後から夫の実家へ行きました。玄関を入ると焦げ臭いにおいがして、台所へいくと義母がお鍋を焦がしたといってしょんぼりしています。
義父は留守で、帰ってきて見つかったら怒られる、、と気にしていました。
「じゃあ、私が持って帰って磨いてきましょうか。よく落ちるクレンザーがありますから」
「もし無理やったら捨ててもいいし」
「たぶん、大丈夫だと思いますよ」
自宅に戻って鍋を磨いていると、義父から電話。「いま帰ってきました。パソコンの調子が悪いのでみにきて」というヘルプ要請が。そこは息子と夫にまかせることにしました。義母に電話をかわると小さな声で、「もう見つかってしもた。鍋はどこやってきかれたからいま磨いてもらってるっていうたよ」
それから、だんだん日がくれてきたので、いったん中断して、気になっていた綿のプランターにせませまに芽がでていたので、3つの大きなプランターに4本ずつ植え替えました。芽が1つしかでなかったアサガオは再挑戦。ついでにふうせんかずらの種も植えました。
枯れてきてちょっとみすぼらしくなっていたハゴロモジャスミンの花をとっていると、知らないおじさんが「いいにおいですね、もしできたら、ハゴロモを少しもらえませんか」と声をかけてきました。
「さきっぽのほうでいいので」
「どうぞどうぞ」と、きれいな枝を選んで渡すと、
「どうもありがとうございます。このあいだ、かわった品種のチューリップが咲いていましたね、五弁に開く感じの」
「ああ、濃いピンクの」
「あれ、きれいだったんで撮らせてもらいましたよ」
おじさんの手元には、カーネーションが1本。これからお母さんに会いに行くのでしょうか。
その後、鍋はぴかぴかになりました。よかったー。
息子からは残念ながらなんにもありませんでしたが、けっこうすてきな母の日前日でした。