子供のころから球技が苦手で、特にバレーボールは自慢じゃないけどサーブがネットを越えた覚えがありません。
ときどき、「やっとサーブが入った!」という夢を見ます。そして、目が覚めて、あーあ、やっぱりな、夢か、、と思うのです。
たぶん、この先、バレーボールをする機会もないだろうし、私のサーブがネットを越えることもないでしょう。
会社で一緒にお昼を食べているSさんは、すらりと背の高い人で、今もバレーの試合にでたり、週末はテニスをしたり、アクティヴな人です。
きょうもロッカー室でお茶を淹れながら、私が今までサーブが入ったことがなくて、夢をみたりする、という話をしたら、
Sさん「私なんかすぐオーバーしてしまうから、なるべくコートの線から離れたところで打ってるねん。気をゆるして思い切り打ったら、体育館の壁にあたるもん」
私 「えええ、すごい・・・・(そういう夢は想定外すぎてみたことがない)」
Sさん「もしかして、ドッヂも苦手で逃げ回るタイプ?」
私 「うん、そうそう、ぜったいボールに触らんようににげてたよ。チームのリーダーがチームメイトをひとりずつ選んでいくとき、絶対最後のほうまで残ってた」
Sさん「うっそー、私、ドッヂ大好きで、思い切りばんばん当ててた。横目でみて顔の向きと違う方向に投げたりして」
私 「そんなワザがあるんかー。(レベル高すぎるよ)Sさんだったら、一番に選ばれてたやろうなぁ。そういえば、高学年になったら、強い子と弱い子はセットで選ばれたりしてたなぁ」
Sさん「あはは! 抱き合わせかぁ。そしたら、私とふじたさんは抱き合わせになってたかもね」
私 「あははは! ほんとほんと」
そこへ、うちの課長が入ってきて、「ここだけなんや楽しそうやなぁ」といいながら、冷蔵庫の冷奴(いつものお昼ごはん)を出して、去って行きました。
Sさんが来てから、会社の雰囲気も明るくなった気がします。