私が職場で使っている電話はナンバーティスプレーの液晶が壊れていて、どこからかかってきたか、いま自分がどこへかけているのかが確認できなくて、電話が鳴ったらやみくもにとっていました。
きょう、となりの課のSさんが新しい電話の台を設置していて、夏に退職されたH部長補佐の電話があまっているのにきづいて、「ふじたさん、電話かえましょうか。こっちならディスプレー使えますよ」と言って交換してくれました。
電話が鳴ると、相手先名が表示されて、心構えができてやっぱり便利です。
抽斗にしのばせているウェットティッシュで受話器を拭いてしばらく使っていましたが、ぐるぐるのコードの汚れが気になってきました。 かなり汚れていて、いやだなぁ。
電話設置中のSさんに、「あの~ 受話器だけ元のにするってことできます?」ときいたら、「できますよ」といって、もと私の受話器だけを引き抜いて持ってきてくれました。
Sさん「も~ しようがないなぁ」
私 「だって、これ見て。相当きちゃないでしょ。汚れたコードが机の上を這ってると気が散って仕事にならないんやもん」
Sさん「いや~ H部長補佐のことが嫌いだったってことがはっきりしましたね」
私 「別に個人が嫌いなんて言ってないよ。 汚れたコードが気持ち悪いだけ。 気持ちはわかるでしょ?」
Sさん「まぁ、わかりますけど」
受話器がもとのになって、コードもきれいだしほっとしました。
やっぱり周辺機器や文具は仕事のモチベーションに深くかかわると思います。
Y主任が1週間ぶりに戻ってきて、エレベーターホールで顔を見たとき、懐かしくてじいんとなりました。 いつもダメダシされているのに、ダメダシがなかったらなんだか物足りない。
Y主任の机の上にはみんなからの書類が山積みになっていました。 それぞれがY主任のチェックを受けるために待っていたのですが、私の書類はすぐに戻してくれました。
Y主任「はい、オッケー。 全部あってましたよ。 ふじたさんの、一番に見ましたからね」
私 「ありがとうございます。 それは怖い順?(笑)」
実は、Y主任の出張の前に頼まれていたセミナーの名札づくりをやっておいてのでした。 それで、一番に見てくれたのだと思います。
いや、ほんとに怖い順かもしれませんが。