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いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会 2023秋の吟行会 

2023-12-05 21:31:46 | 日記
 きょうは山城歌会の吟行会だった。

 コロナ以来、吟行会は初めて。コロナ以前は春と秋に毎年開催していて賑やかだった。

 かなりメンバーも変わってきているので、これまで秋1回、春1回に訪れた宇治市植物公園に行くことにした。紅葉が終わっていなければいいなあ、雨が降らないといいなぁと思いつつ。

 今週の天気予報はずっと晴れなのに今日だけがくもりのち雨。うーん。

 朝はかなり気温も低かったので、夫にバイクで出勤してもらうのは酷かなと思って、片道30分、会社まで車で送って行った。思いのほか時間がかかって、帰宅したのが8時30分。それから朝ごはんをささっとブギウギのきょうの録画を見ながら食べて、9時に城陽駅へ向かう。

 K先生をピックアップしたのち植物園へ。

 参加者は6名。ちょっと少なめだけれど、コンパクトに行動できてこういうのもいい。食事をとるレストランもコロナ前は人数制限がなかったのに、10人以上の場合はこちらが希望する11時半スタートが確保できないといわれていたので希望がかなった。

 10時から園内を散策して11時20分集合。11時30分から食事&歌会という流れ。

 まずは温室から。ここの温室にいると、身体にいい空気をたくさん吸ってるという実感がわく。

 

 O先生、女性のOさんと3人で行動を共にする。Oさんは宇治市植物公園にくるのは初めてということで、ひとつひとつの驚き新鮮でおもしろい。

Oさん「レストランからこっちへくるときに渡った橋、ディズニーランドみたいって思った」

 えええ、どこが?? 

Oさん「ほら、鳥の形に木が剪定してあったりして」

 確かに、TDLの入り口にもミッキーの形に木が剪定してあるけど。

 私は苦手なものが多いので、びくびくしながら温室を歩くのだけど、Oさんは植物全部が友達みたいなフレンドリーさで接している。

 頭のうえから垂れ下がってきた木の根っこにびびっていると、「あら、これすだれにいいよね」とかいって触っているし、タコノキをふたりで見ていたときには、「わたし、沖縄でタコノキの実がほしくて売ってくださいって言ったら売ってないって言われたことあって」

 へえ、タコノキの実ってどんなん?と思いながら、話をきくと、

Oさん「ドングリって落ちてるけど売ってないでしょう? それとおんなじで、タコノキの実は拾うもので買うものじゃないんだって。でもどうしてもほしくてホテルの人に言ったら採ってくれはってん」

 そんなに切望していたのか、、タコノキの実・・・

 Oさんといると、私もだんだん心が解放されてきて、「この葉っぱすてきよね」と言われたとき、「うんうん、テーブルクロスとかカーテンの模様にいいよね」とか自然に答えていて自分でもおかしかった。

 どんどん世界が広がっていく気がして、Oさんとめぐる植物園はほんとうに楽しかった。雨も降らず、紅葉もまだまだきれいだった。

 

 

 

 やっぱりきょうは植物園にしてよかったと思った。歌会のほうもいつもながら、同じ場所を巡ったとは思えないような歌が並んでおもしろかった。私が全然見なかったものや、見ていたけれど歌にしようと思わなかったものが詠われていた。

 

 

 

 また春も吟行会やりたいなと思った。
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