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いつでも君のこと好きだったよ

映画を観る日

2020-11-28 23:46:48 | 日記

 きのう食べたお昼の海鮮ちらしか、夜の牡蠣フライか、原因は不明だけれど夜中からお腹をこわし、きょうはオフにする。

 

 お昼くらいに、おうすの里へ梅干しを買いに行き、丸亀製麺でうどんをテイクアウトして食べる。

 

 午後は、きのう会社の人が貸してくれた映画を観た。そのひといわく、「ヨーロッパの街並みがでてくる映画をセレクトしてみました。ふじたさん好きかと思って。ちょっと暗いのもありますけど」「暗い映画、好きよ。ありがとう」

 

 まず、「家へ帰ろう」(2017年スペイン)。ポーランドで生まれたユダヤ人の老人が70年ぶりに友人を訪ねていく話。背負ってきたつらい記憶や家族との葛藤のなか、飛行機や列車を乗り継いでいく。言葉で表さない、抑えた画面に痛みを覚えた。家を子どもたちに譲り、老人ホームにいる、という設定がいまの義父を思って、ちょっと身につまされるところもあった。

 

 つぎに、「あなたはまだ帰ってこない」(20017年フランス/ベルギー/スイス)フランスの作家マルグリット・デユラスの「苦悩」という小説の映画。1940年代のパリの街並みや部屋や家具などもじっくり観た。セリフが少なくて、物語はゆっくりとすすみ、フランスから見た1945年が新鮮に思えた。主人公がなにに怯え、ほんとうはなにを望んでいるのか、ということを考えながら途中混乱しながら。ラストは2回くらい、え! と思った。

 

 葡萄パンをトーストして食べたのち、3本目は「フラワーショウ!」(2015年アイルランド)アイルランドの自然のなかで育った女性が、イギリスの花の祭典「フラワーショウ」に自然を主にした庭を出展して金賞を受賞するというサクセルストーリー。アイルランド、イギリス、エチオピアと、それぞれの自然の在り方を見つめる。「庭っていうものは蜂が飛んでいたり野草がはえていたりするもの」という考えに、母の庭もそういう意味ではあれでいいのかとも思う。それから、この映画で、なにか忘れていたものを思い出した気がした。挑む気持ちとか、信じるほうへ進むパワーとか。

 

 ほんとうにちょうどいいタイミングで貸してくれたYさんに感謝。 おかげで体調もよくなった。がんばろう。

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