ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

愛されていた

2016-08-21 23:39:36 | 日記

 今年も全国大会が終わりました。

 

 久しぶりの人に会ったり、初めての人と話したり。 楽しい2日間でした。

 

 池田理代子さんと吉川宏志さんと永田紅さんの鼎談が楽しくて、普段冷静な紅さんの興奮が溢れていたこと、吉川さんがこの日のためにベルばらやオルフェイスの窓を読んで、平家物語とのつながりを感じていたという発言があったこと、また、池田さんのフランクなお人柄が素敵だったことなど、いろんな要素があいまって、ずっと聞いていたいような鼎談でした。

 

 全日空ホテルのお料理もおいしかったし、コンベンションセンターもきれいだったし。

 

 そして、帰るころに、「そういえば、Rくんの就職はどうなったの?」とAちゃんに訊かれて、「ひとつだけ決まったよ」と言ったら、

 

 Aちゃん「勤務先は家から通えるの?」

 私 「まだ決まっていないけど、近畿のどこに配属になるかわからないから、春には家をでるかも」 と言ったら、なんとAちゃんの目から涙が・・・・ 目が潤む、という状態ではなくて、ぽろぽろ涙がこぼれているのでした。

 

 え、どうしたん?? なんで泣くん?

 

 Aちゃん「だって、寂しくなるんやもん」

 私 「たぶんRも寂しくなると思うよー。 今年の誕生日のメッセージ、AちゃんとMちゃんからもらって喜んでたんやから」

 Mちゃん「へーほんと? よかったー」

 

 帰りの新幹線。 ベテランの先輩Oさんからメール。 「息子くんの葵祭りの写真、見せてもらうのわすれてた!今度見せてね」

 

 家に帰って、「あんたが家を出るかもっていったら、Aちゃん泣いてたよ」と、息子にいうと、「なんでやねん!」って笑いながらもなんとなく嬉しそうでした。

 

 そして、私が塔に入会したとき5歳だった息子が22歳になるまで。 ずっとみんなに見守ってもらってきたんだなぁ、と思うと、ありがたさがこみあげてきました。

 

 息子には兄弟がいないし、友達もそんなに多くないし、いまは彼女もいない(と思う)し。

 

 だけど、それほど寂しがらずにやってこれたのは、私の歌から息子を知り、親戚のように心配し、応援してくれている全国1200人の塔の会員の人のおかげだなぁと思います。

 

 息子のことだけじゃなく、親の病気のことや、家事を任されている夫のことや、いろんなことを知ってくれている。 全国大会でたくさんの人に会うと、心強いなぁと思うのです。 親戚のように、誰かが亡くなると心が痛み、悲しみを共有し、思い出を語りあう。 亡くなった人の声を思い浮かべると、Aちゃんのように私も涙が流れるけれど、みんな悲しいんだ、関わりの深い浅いはあるけれど、同じように寂しいんだ、と思うとき、みんなに愛されていた人だった、ということに思いいたり、少しなぐさめられます。

 

 今年の夏、何人かの方が亡くなられましたが、その人たちのいくつかの作品とともに、ずっと覚えています、これからも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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