ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

ハプニングな日

2021-05-29 23:03:30 | 日記

 このあいだ、大雨でJR奈良線がストップしてしまったので、最近は近鉄で通勤するようになった。ところが、きのう近鉄の最寄り駅に着くと、人がたくさんいて、改札の機械はすべて「×」の印になっていて入れない。どうしたのかと思っていたら、人身事故があって、しばらく電車は動かないらしい。

 

 たまたま早く家をでていたので、いまからJR城陽駅に行けば間に合う、と判断して、歩きはじめる。徒歩20分くらい。朝からしんどいなぁ。

 

 結構早足で歩いたので、息が切れる。マスクもしていたからなおさら呼吸がしづらい。近鉄からJRに乗り換えている客も多くて、次に来た普通電車も満員だった。でも、会社に着いたのが8時すぎ。思っていたより早く着いた。

 

 業務はいつになくすいすいと進んで、数日前から迷っていた案件も片付いた。今年度からいっしょのチームに加わったS子さんがいつもポジティブなので助かる。どちらかと言えば私も前向きなほうだけれど、ちょっとした迷いが生じたときも「それでいいじゃないですか」「協力してもらえないならお断りしたっていいんですから」と、強気の姿勢を貫いている。それに押されて、私も「そうだよね」という気になって、進むことができるのだった。

 

 そして、あと45分で終業時間になるというころ、総務の新人のNさんがお当番の仕事をしているところを通りがかった。

 

 私「きょうはゴミが多いね。いっしょに行こうか」

 Nさん「え、いいんですか」

 

 うちのビルの分別ゴミがやたら細かくて、うちの会社ででるゴミだけでも9種類に分けないといけない。きのうは、ダンボール、シュレッダー、紙再利用ゴミ、生ゴミ、可燃ごみ、プラトレイ、缶、瓶の8種類あった。それを台車に載せて地下へ運ぶ。大きな計りに載せて、種類ごとに重さを計ってシールを出してゴミに貼る、という作業をする。

 

 すると、運悪く、そのシールが切れたところだった。これはとても珍しい。このビルに引っ越してきて2年あまりになるけど、一度もシールを取り替えたことはなかった。ただ、前にシールを取り替えている人を見たことがあって、傍のダンボールの中に新しいシールの巻物が入っていることは知っていた。それで、「ここに新しいのあるよ」と出したまではよかったのだけれど、そこから先がわからない。

 

 壁に「取り替え方」の写真が1枚貼ってあるだけ。 これってどこから開けるんだろうね。などとごちゃごちゃやっていたら、かわいい女の子(20代)が通りがかったので呼び止めてみる。「ゴミのシールって取り替えたことあります?」ときくと「ないです」といいながら近寄ってきてくれた。そのとき偶然、その機械の下の部分が引き出しみたいになっていることがわかって、Nさんが引いてみたら写真と同じ状態になった。ををー

 

 それから3人で(といっても、Nさんが中心となって)、新しいロールをなんとかセットし、引き出しを閉めてボタンを押すと、正常に作動した。やった!!! 喜ぶ私たち。女の子にお礼をいって、そこからさっさとゴミ出し作業をした。

 

 Nさん「いやぁ、まさかこんな日にあたるなんて。ついてないなぁ。でも千鶴さんがいっしょで心強かったです」

 私「まぁ、一人だとあの場合パニックになるよね。いざとなればひとりはゴミといっしょに待機して、ひとりが管理局のひとを呼んでくればいいかなって思ってたよ。私がやったことは、通りがかりの女の子を巻き込んだことくらいかな」

 Nさん「あのこ、いい子でしたよね」

 私「いっしょに見守ってくれてたよね。なかなかこういう経験できないし、新しいスキルを獲得したやん」

 Nさん「そうですよね!」

 

 ああ、だんだん、私もS子さんみたいにかなりポジティブになってきているようだ。時計をみたら、あと5分で終業時間になっていたのであわてて戻ってタイムカードを押して退社した。 朝も帰りもばたばたした日だった。

 

 (写真はきょうスーパーで見つけた大治の赤紫蘇! 夏が来たと思う)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嵐のあとの森 | トップ | じゃんじゃん切る そして紫... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事