義母からのメッセージ

　このあいだ、2018年の春に亡くなった義母が夢にでてきた。私と買い物をしていて、なにかかわいいものを見つけたようだった。そして、

 

　義母「これええねぇ。うちとこの踊り場に飾ったらええんと違う？」とはっきりと言った。

 

　そのセリフを覚えていて、翌朝夫に話した。

 

　私「実家に踊り場なんてないのにね」

　夫「踊り場ではないけど、階段の曲がったところに縦長の窓があって、そこに１０ｃｍくらいのなにか飾るくらいのスペースはあるよ」

　私「え、そんなのあったっけ」

 

　その午後、K氏からお預かりしている塔のバックナンバー（創刊号から1999年まで夫の実家にだいたい揃っている）から4冊探してくるというミッションがあり、二階の押し入れから持って降りて、涼しいリビングで整理した。

 

　リビングならクーラーつけられて涼しいし、夫が持って行った欅坂46のアニバーサリーのDVDを見ながら作業をすることもできる。

 

　4冊を見つけて、他のを二階に戻すとき、階段のカーブのところに窓があることに気が付いた。ああ、これか。ほんとだ、スペースもある。

 

　それで、ちょうど午前に母と自分用に買っていた花（CTフラワーというらしい）を車に積んでいたのを思い出して、自分用のをそこに飾ることにした。

 

　ちょうどサイズもぴったり。義母からのメッセージだったし、これで守ってもらえるかも。

 

　お義母さん、どうぞよろしくお願いします。