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いつでも君のこと好きだったよ

介護ストレスの緩和

2022-07-10 23:07:02 | 日記

 きょうは選挙の日。世の中は本当にまったく予想していなかった出来事が次々に起こっている。

 

 だけど、高齢の両親のサポートはミッションとしてこなさなければふたりは生きていけない。きのうのうちにのびすぎた野アザミを切り、義母のお墓参りと仏壇の掃除を済ませた。

 

 自分の実家へ帰る日が近づくとお腹が痛くなるのは、今回はどんな衝撃が走るのだろうと思うからかもしれない。前回は父が母の黒いカーディガン(私とおそろいで買った襟元と袖口がフリルになっているタイプ)を着て玄関から現れてかなりショックだった。若いころはスポーツマンで、どちらかといえばマッチョタイプの父だったのに。

 

 予想を超えてくる。先週は妹が帰ったら、父が母のズボン(裾にフリルがついたタイプ)をはいて出てきたと言っていた。もう父のフリルには驚かないわ。

 

 きょうはちょっと志向を替えてみようと、サポート計画を変えてみた。普段はお昼前に行き、冷蔵庫をチェックしてから買い物へ行き、お昼ごはんと晩御飯を作るという流れだけれど、きょうは8時に選挙に行き、家のことをさっさと片付けて、母に「洗濯しておいてね。干さなくていいから」とだけ告げて実家へ向かう。

 

 実家到着が10時。洗濯機にはちゃんと洗濯したものが入っていた。OK。お母さん、ありがとう。祇園祭のお菓子を買ってきたから食べててね。私たち、買い物と洗濯物をコインランドリーで乾かしてくるから。と言って出かける。きょうは午後から雨の予報だったし、コインランドリーを活用することに決めていた。

 

 きょう、両親に優しくできたのは、14時からのお昼寝タイムに映画に行く予定を入れていたから。実家から車で5分のショッピングセンターに映画館がある。これをもっと有効に活用しようと考えたのだった。だから早起きもできた。

 

 10時すぎにコインランドリーへ行き、洗濯物をセットして、そのあいだに買い物をする。30分後。夏物ばかりなのでもう完全に乾いていた。よしよし。それを取り出して袋にいれ、ドラッグストアで飲み物系(麦茶、ポカリ、ビール)とお米、消耗品を買う。

 

 11時に実家に戻り、私たちが映画に出掛けるまで2時間あまりとなる。早回しでミッションを遂行する私と夫。ご飯が二人分ほど残っていたので、夫が晩御飯用のチャーハンを作る。そのあいだに母に持ち帰ったふわふわの洗濯物をたたんでもらう。父には薬カレンダーのセットを手伝ってもらう。ヘルパーさんたちがぎっしり書いてくれているノートを読み、返事を書く。

 

 おひるは買ってきたお弁当やお惣菜を盛り付けなおして、さっさと済ませた。13時すぎに映画館へ向かう。トップガン。映画館はかなり賑わっていた。アクション系というかスピード系の映画は見ているだけでいいので楽しめる。すっきり。ていうか、あれ、他国への侵略じゃないのか、とかいいながら夫と帰る。

 

 帰ったら両親は昼寝中。父は今起きたばかりのようすで、「どこへ行ってたんや。なかなか帰ってけーへんから心配で寝られへんかった」という。いや、いま起きたっぽいよ。映画ええやん、行けるときに見に行っとけと快く送り出してくれたのに。忘れている。まあいつものことだから気にしない。父はまたすぐに寝た。

 

 チャーハンと冷蔵庫にあったものや昼の残りをまたお皿に盛り付けなおしてテーブルの上にふたり分セットした。もうすぐ17時だし2時間以内には食べるよね。とそのままテーブルに並べて、ごみを捨て、プラごみは車に積み、帰る。

 

 20時30分に電話したら父が寝ぼけた声ででてきた。まだご飯たべてないという。え、あれからずっと寝ていたの・・・・・ 7時間半の昼寝って・・・・ 母を起こしてもらって、もう晩御飯を食べるように言い、余ったら捨てるように言った。長い時間テーブルにおいてあったものだし。チャーハンはリメイクものだし。

 

 というわけで、映画のスケジュールにあわせて行動すると、ストレスが緩和されるということがわかった。

当分この計画でミッションを遂行して帰還する。

 

 

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