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いつでも君のこと好きだったよ

出張ののち神楽岡歌会

2022-01-16 23:18:48 | 日記

 このあいだの金曜日。冬の出張3日目。近畿地方も寒波がやってきて、前日からの冷え込みも強かった。

 

 雪は積もっているかなと思って、長い傘を持って外に出たけれど、あれ、いつもと同じ。でも空気はすごく冷たかった。家に入りなおして折り畳み傘にする。思っていたより雪は降らなかったんだなと思って、待ち合わせ場所に向かう。その日は会社には向かわず、阪急桂駅から公用車に乗り込むという予定だった。

 

 阪急に乗っていると車窓からの風景が白い。やはり京都市内はかなり積もっている。桂駅で降りて、連絡通路から窓の外を見たら、真っ白!! 思わず写真に撮る。雪もかなり降っている。

 

 やってきた公用車。屋根にもフロントガラスにも雪が載っている。課長、雪を払ってから動かしてくださいよ、と思いつつ、助手席のドアをあけたらばさばさと屋根の雪がシートに落ちた。ハンカチ1枚がびしょびしょになる。ああ、きょうの出張先が乙訓地域でよかったと思う。(乙訓地域というのは向日市、長岡京市、大山崎町など、比較的京都の中心部に近い場所)

 

 「フロントガラス、三分の二くらいしか見えてないですけど」と言ったら

 「走っているうちになくなるから」

 

 いや、危ないでしょう・・・ 三か所回ったところでお昼になる。だけど、時間が足りなくて、コンビニのイートインでサンドイッチを食べた。こういう日もある。午後は2か所回って、会社に戻ったのが16時半。未読のメール対応ののち、見てなかった書類をチェックして、17時15分退社。なんとか定時に間に合う。そこからバスに乗って京都教育文化センターへ。

 

 18時半から神楽岡歌会。早めについたのでおにぎりを食べる。帰宅は22時をまわるからなにかお腹に入れないとふらふらになる。(お昼もしっかり食べられなかったし)

 

 コロナと雪の影響で参加者は減るのかなと思っていたら、歌は普通に14首でていた。当日欠席が2人。みんなすごいな。

 

 リモートでなく、リアルでの歌会のよさは、雑談めいた発言の中のちょっとしたことが深く染み渡ったりすることだ。たとえば「ネフスキー文体ですね」とか「大辻さんの歌にこういうのあったよね」といいつつすらすらと覚えている歌や歌の一部が披露される。そういうのを目の当たりにすると、やはりお互いの歌や先輩の作品をたくさん読んで吸収してきた人たちだなぁと思うのだ。

 

 20年以上短歌やっていても、全然追いつかない。というか、一生追いつけるものではないということを思い知らされる。短歌でもなんでもそうだけど、年数だけでなく、いかに深くかかわってきたかということなんだろう。

 

 ・ゆうぐれを見ているうちにゆうぐれになりたり川を渡って帰る   藤田千鶴

 

 めずらしく7票入ったけど、票数ではないんだな。なんとなく票数が入っても入らなくても毎回打ちのめされる。打ちのめされるために参加しているのかもしれない。

コメント
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