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いつでも君のこと好きだったよ

砂の国から神仏の通い路への旅

2020-08-30 23:21:46 | 日記

 ずっと行きたかった鳥取の砂の美術館。いま開催中の「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編」を観に行った。

 

 まずは海鮮丼を食べてから、と思ったら、行こうと思っていたお店が「本日は予約分で完売です」という札を出していたので、その数件隣のお店で「梨カレー」を食べた。まろやかでおいしかった。

 

 体の中がカレーで熱くなる。そして、砂丘を歩き、さらに身体の外側もじんじんに熱くなる。その熱さをもって、いざ砂の美術館へ! 入り口で検温してる! こんなに私、熱いんだけど、断られないだろうか・・・・と思いながら受けると大丈夫だった。ほっ

 

 砂像彫刻ってまとめてみるのも初めてだったのだけど、すばらしかった。人物の表情から指先、動き、街の路地の暗がりなど細部まで再現されていた。絵画とはまた違う楽しみがあって、立体であるから錯覚で自分が本当にカレル橋を歩いているように思えたり、窓から人が落ちてくるように見えたり。

 

 街並みだけではなく、歴史的事件やプラハ城にまつわる物語、音楽家、などさまざまな切り取り方でのチェコが見られたところがよかった。今年はチェコにいけないみたいだから、自分へのおみやげも買った。

 

 そのあと、風車の並ぶ村というか農地へ行き、360度誰もいない場所でマスクを外して、思い切り深呼吸した。だれにも会わない旅。

 

 

 

 

 

 そして米子で1泊。 ホテルに早めについたので、旧市役所を見学したり、図書館で絵本を見たり。(なぜか時間があるとその土地の図書館で絵本を読む)ホテルへ戻ろうとしたら、ひとけのない居酒屋(?)さんがあったので、寄ってみたら、偶然みつけたとは思えないすてきなお店で、思いがけなくおいしいものを食べられた。

 

 きょうは朝から出雲の日御岬灯台へ行く。出雲大社は観光地だから寄らず。日御岬神社に参拝。ここもひっそりとしていた。参拝客が私たち以外ふたりくらい。そこから松江の美保関灯台へ。お天気が良くて、日本海も、宍道湖も、中海も空もブルー。

 

 

 

 新鮮な風をいっぱい身体に入れて、帰ってきた。ずっとお腹の調子が悪かったのに、この2日間は全く大丈夫だった。やはりストレスのせいかなぁ。

 

 静かに行って、静かに帰る旅。 またいきたいなぁ。 とにかく山陰の良さを再認識した旅だった。

コメント
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