アジサイの時期になると、友人同士で今年はどこに見にいこうか、と、必ず話題に上ります。 北鎌倉は今回パスし、鎌倉から江ノ電で、いつも必ず訪れる成就院へ。
以前入ったことのあるギャラリーでは、以前と同じ作家の作陶展が開催されていました。もうどのぐらい前になるかしら。その前を通ると、お茶の香りがしたのも以前とおんなじです。
この階段をどんどん上っていきます。
アジサイは見頃までもう少しという感じでしが、訪れる人の数は今まで来た中で最も多かったと思います。日傘をさしながら歩いていたら、大きな一眼レフカメラを抱えた高齢の男性に怒られてしまいました。撮影の邪魔だって。そりゃそうでした。自分でも気が付かず恥ずかしくなりましたが、故意じゃなく、日差しが強すぎたから。 海が見渡せるこのロケーションは、いつ来ても素敵です。毎度この辺りからの写真を投稿している気がするのですが、以前がいつだか探せませ~ん。
9時過ぎに地元からJRに乗りましたが、あっという間にお昼近くになりました。いつも行き当たりばったりの私たちだから、どの辺でお昼になるか見当が付きません。でも成就院からなら、という想定で、いくつかチェックしていました。行きたかった一番目のイタリアンレストランは月曜日が定休日でパス。では、と、次の候補、由比ヶ浜にある、定休日なしの蕎麦屋「松原庵」に向かいましたが、そこは予約組を混ぜると、今からだと16番目になる、と言われ、がっくり。じゃぁ、あの甘味処はどうかな、と、向かった先は・・・
和田塚駅の線路を渡ったところにある無心庵です。
甘味以外に昼御膳を再開したということで、リストにいれたのです。満員なるも、待っている人がいなかったので、割とすぐに案内してもらえました。 ここが↓玄関を入ったところ。
4種類ある昼御膳のうち、私が選んだのは山菜御膳。真ん中に大きな栗が載せてあり、どれでも千円という嬉しい値。 行き当たりばったり、とはいえ、それぞれが何等かの思案提案を密かに持って来ているかもしれません。食後はどの方面に行ってみようか、というときに一致した場所がありました。 ちょっと不便だけど、駅前で聞いたらわかるんじゃない、のいつも通りの軽いノリでしたが、その通り、駅前の案内所で聞いて一発でバス乗り場がわかり、降りるのは終点だから本当に分かりやすい。途中まで「石窯ガーデンテラス」に行ったとき通った道を行き、右ではなく、左方向へまっすぐ進んでいきます。終点の大塔宮まで約15分。そこから細い道を歩いていくのです。
その道沿いでは、まさかのアジサイの群生を見ることができました。
瑞泉寺境内を含む周辺地域は、鎌倉時代からの歴史的風土がよく保存されているところから、国の史跡瑞泉寺境内、また古都保存法による歴史的風土特別保存地区に指定されております。(瑞泉寺HPより)
↑ドクダミに埋もれた自転車発見。
花泥棒への警句も沢山目につきました。すれ違う人も滅多にいない静かな場所ですからね。
いつの間にやら人の姿が。おそらく駐車場に止めた車から降りてきた方々でしょう。気温の差を感じずにいられない清らかでひやっとする空気の中を歩くって何て気持良いのでしょう。
そして、やっと見えてきた瑞泉寺の山門。
あ、リスがいる!と友人が指差したほうを見ると、本当だ!カメラ、カメラ!
上記のように、 このお寺にはゆかりの文人などの文学碑が多く見られました。もう少しゆっくり見ていたかったけど、一人ではないからそうもいきません。
花のお寺と言われる瑞泉寺ですが、そこに行くまでの道端のアジサイがあれほどまでに豪華だとは、思いもしなかったので、得した気分でした。秋の紅葉もきっと素敵でしょうね。
ちょいと長すぎのブログになりましたが、日付は書き始めた時としました。
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