去年の暮れまで銀座の近くで和食の店を切盛りしていた友達の友達Nさん。 早々と行く日を決めていたので、そのあとに発生した御嶽山の噴火の影響が心配でしたが、大丈夫とのことで一安心。小淵沢は山梨県ですが、Nさん宅は長野県。ちょうど県境になるのです。いつどこでだれがどんなことに巻き込まれて命を落とすか想像もできない、そのような事故・災害がこのところ多い気がしますが、だからと言って家にじっとしていたって、そこが安全地帯、とも言い切れません。 八王子より先は久しぶりの中央自動車道。青空ではなかったけれど、一応お天気に恵まれた最高のドライブ日和!引っ越し先の住所は、ナビではまだ表示されないとのことで、小淵沢のインターを下りたところまで迎えに来てくださいました。七月に建ったばかりのお家に着くや、家が完成するまでの色々なお話をお聞きしながらウェルカムティーと手作りマドレーヌでまずはひと休み。。雑木林を伐採するにはかなりの費用がかかるようで、両隣が一斉にやるならともかく、周りに家が立ってから単独で行うとなると更に費用が膨らむ等々、地元の人に何かと教えてもらったそうです。
お昼は近くのお蕎麦屋へ。お蕎麦だけがこんもり、だけですが、細いお蕎麦がとても美味しかった。おまけのお稲荷さんの中身もお蕎麦です。割ってみたけど画像からは中身がよくわかりませんね。
一旦もどってから、今日どこへ行くかをざっと決めました。と言っても三人ともこの辺は初めての場所。Nさん曰く、帰りは近くに温泉があるから、そこに寄って入浴してくるように、そして暗くなると街灯がなく迷いやすいので、暗くならないうちに帰ってくるようにとのこと。彼女は夕食の支度などのため、一緒ではないのです。今回はここに一泊夕・朝食付きの民宿として、手土産なしで泊りに来たのですから。 この美術館は、1990年9月に”平和”をテーマにして開館。
建物の内部は撮影禁止で残念でしたが、私好みで素朴にいい感じ。靴を脱いで中に入るとすぐに受付があり、チケットを購入して、左手のパイプオルガンのある第一展示室へ。
「母たち」 戦争の何たるか、を、身を持って体験した人の表現は、深い悲しみに溢れています。恐怖におののく子供や家族を守る親の必死さが伝わってくる「母たち」。 更に狭い二階には絵本の原画などが展示されていましたが、なにせこじんまりとしていますから、すぐに見終わってしまいます。見終わった人を待たせるというのも申しわけないのですが、この辺は割り切ってしまおう、と思いました。それぞれがバランスよく好き勝手が出来ると旅だって楽しくなるもんですね。 ここから、清里へ向かいました。あんなにポピュラーな場所なのに、三人とも初めてでしたから、どんなところかドライブ程度のつもりで・・・。 ナビが遠まわりな道順を案内しているので、無視して、地図を見ながら勝手に近い道で行くことにしました。何回も間違えながら、どうにか辿り着いたはいいけど、一体どこがあの清泉寮なの?って感じでした。広い敷地に農場や建物などが点在しているんですもの。それらしき建物が現れたので、そこの駐車場へ止めて外に出ました。 清泉寮ジャージーハットで名物ジャージー牛のソフトクリームを食べました。写真を撮り忘れたことに気づきましたが、近くでソフトクリーム片手に、足湯に浸かりながらリラックスしている女性を見つけ、こっそりパチリ。
清泉寮には本館と新館、そしてコテージがあること、清里の父と言われるポール・ラッシュがキープ協会の創設者であること、キープとは、【清里教育実験計画】
|