昨日は母のバースデー。
横浜から義妹も来て、7人ほどで簡単にお祝いしました。
3家族で相談して用意した今年のプレゼントは、ショルダーバッグ。
足がふらつくことが多くなってきているので、バッグをたすき掛けにすると
両手が使えて安心よ、と言っているのに、そんなの見っともないとか、
まだいいから、とか、どうも新しいことへの第一歩を受けつけないのです。
ズボン(パンツって言うんですかぁ?)を履くようになったのも、
嫌がる母を私の姉が強く説得したからだったのですが、
一緒に買いに行き、ズボンでの外出に慣れるまで、時間がかかりました。
慣れてからは、それまで毎日履いていたスカートを全く履かなくなり、
スカート姿の母のほうが断然好きだった私はちょっと淋しく思っています。
ショルダーをたすきに掛けて歩いてくれるかなぁ。銀行や買物時、
腕に掛けたバックからお財布の出し入れをしている母を見ていると
ヒヤヒヤものだったんですもの。
母の家でゆっくりした後は、横浜へ帰る義妹を駅まで送る前に、
女性だけで近所をドライブし、新しく出来た公園などを案内しました。
弁天ふれあいの森公園では、緑の芝生と色とりどりの花の咲いている
公園の中を4人で散歩。突然、バタバタバタっと音がしたかと思ったら、
鴨のような鳥が目の前をヨチヨチと歩いているんです。カルガモかな?
首を縮めたり伸ばしたりの仕草や表情が可愛くて、にじり寄って
写真を撮ったりしましたが、側には来ないけど逃げないんです。
どこから飛んできたのかしら?
鳴き声も可愛くて、真似しながらもっと、もっと、もっと、と近寄って行くと
飛び立ってどこかへ行ってしまいました。
旧焼却場跡に作られた弁天ふれあいの森公園は
去年の7月に全面オープンしたばかりの新しい公園です。
公園名は公募により決定し、基本設計の段階から住民参加
による公園作りを行ったそうで、公園ボランティアさんが花壇の
手入れをされているとのこと。だからなのか、プロ任せでない、
どことなく優しい花選びをしているように感じます。
広い芝生広場では、子供たちがのびのびと遊んでいました。
ぶらぶらとハスの浮かんでいる池の方へ向かって歩いていたら、
○○マンネングサの茂みにカモさんを発見。ヘ~イ、カモン!
さっきのと同じカルガモかしら?首の長さが短いようだけど・・・?
伸ばすと長くなるんだ!と思いますが、こんどは2羽一緒です。
近寄っても逃げず、とても人慣れしているみたい。
犬のお散歩の人、望遠カメラで花を撮影している人など、
皆さんもカモさんと一緒の、公園の常連さんのようです。
わざわざ遠方から訪れるような公園ではなく、
住民の、住民による、住民のための公園。
年数が経つにつれ、あちこちの公園が鬱蒼とした緑に覆われ
市民の憩いの場となっていくのでしょうか。嬉しい限りですね。
公園でなくたって、私の住む集合住宅の広大な庭も、
25年のあいだに緑が大きく育ち、いつもの場所にいつもの草花が
生い茂るようになりました。下の写真の紫陽花だってその一つです。