e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

バレンタイン・デー

2007年02月14日 17時43分27秒 | つれづれ
オレもどうして、なかなか捨てたモンじゃない。今日はちょっと自慢です。朝、仕事へ行くのでいつもの道を通って駅へ向かった。改札を通りホームへと階段を昇るところで、とつぜん制服姿の女子高生からチョコレートを渡された。正直言って少し恥ずかしかったけれど、いやぁ30歳も半ばを過ぎたオッサン一直線と思っていただけに、オレもやるじゃないか・・・う~ん、けっこう自己満足度100%

会社でも義理チョコが飛び交い、そんな中で大学生のバイトの子から手紙付きのチョコレートをもらって、いやぁオレってスゴイぞ!!

でも本当に嬉しいけれど、半面こういう面倒なイベントは止めた方が・・・仕事は昼までで終え、駅近くの立ち食いそばでカレーとかけそばのセットを喰い、それから帰宅。テレビでジェニファー・ロペス主演の『ウェディング・プランナー』を見る。かなり退屈なありきたりの恋愛ストーリー。

本を読みながらダラダラ過ごす。もうあと3週間ほどでこの仕事も終わりだ。4月からの準備を少しずつ始めなくては・・・

ウンコに学べ!

2007年02月13日 22時08分09秒 | 
有田正光・石村多門共著『ウンコに学べ!』(ちくま新書)読む。

素晴らしい!素晴らしす過ぎる!!感動、感動の嵐。

ウンコを有機物、有機体のひとつとして捉え、生態系の中での位置づけや文化的なあり方などをつづったもの。環境科学から文化史、社会学、倫理までを語りつくす究極の書。

まずは抜粋から
● 富栄養化による水質汚染:水域に窒素やリンなどの栄養塩が大量に供給され状態を富栄養化しているという。このとき植物プランクトンが大増殖して生ずる水質の悪化を有機汚染という。ミクロキスティスなどの植物プランクトンは水面に青い粉が吹いたように見えるのでアオコと呼ばれる。一方、アナベナなどの植物プランクトンが大増殖すると水面が赤褐色に着色される。これはアオコ(水の華)と区別して赤潮と呼ぶ。赤潮が発生すると海面が着色され、植物プランクトンが魚介類のエラにつまり窒息死する。
● 嫌気性細菌による分解は緩慢で、有機物の分解速度は酸素がある場合の好気性の分解に比べて、その速度が10分の1から100分の1に遅くなる。
● 環境ホルモン:環境ホルモン(正確には外因性内分泌攪乱物質という)には、PCB、DDT、ダイオキシンなど多種類ある。この中でPCBとDDTはそれぞれ電気製品の絶縁体や農薬として過去に大量に使用され、現在は使用禁止されているものの難分解性の物質であり、現在でも環境中に大量に蓄積されていると考えられている。一方、ダイオキシンはサリンの2倍の毒性を持ち、主たる発生源はゴミの焼却に伴うものであるとされている。
● 水道水の塩素消毒のあり方:水道水を得るためには殺菌のために塩素が添加される(下水処理の殺菌と同様)。ところが、ある種の有機物は塩素と反応して発ガン性のトリハロメタンを生成する。そこで、近年ではろ過・凝集沈殿などによって有機物を出来るだけ除去した後に塩素を添加する方式や、オゾン・生物活性炭吸着を塩素殺菌と組み合わせた高度処理などが採用されるようになってきている。なお、トリハロメタンは揮発性なので、やかんのふたを開けた状態で数分間煮沸すると家庭でも簡単に除去できる。
● 皆村武一著「ザ・タイムズに見る幕末維新」(中公新書)
● ダーウィン「ミミズと土」渡辺弘之訳、平凡社
● 環境経済学の成立:近年になって人間の経済活動が大規模になり、資源の枯渇や自然環境に与える悪影響が深刻になってきている。いまや、自然環境に配慮しない経済活動は成立しないと考えてよい。したがって、環境と経済の対立関係が生じる原因を明らかにし、両者を調和させて良好な関係を維持しながら経済活動を持続させる事が必要になる。このような問題を扱う経済学の新しい分野が「環境経済学」である。
● 環境倫理:環境経済学では環境を経済因子の一つとしてとらえ、それを保全することがコストはかさんでも結局はわれわれの利益になると考える。しかし、その概念は総論として正しくても、個人の利益とは一致しないことが多い。これは、ゴミの不法投棄が日常的に行なわれたり、公園が汚されたりする現実を見れば明らかである。つまり、個人にとっては自然環境を保全することより、目先のゴミを捨てることが利益であったりするのである。そこでは個人の倫理観(環境倫理)が問われるのである。倫理とは「人間は社会環境や自然環境の中で調和して生きていかなければならない」、という現実に起因した行動律を表すものである。したがって、倫理という言葉はもともと環境的なものであるといえるだろう。
● 一般に、自然を細かに再現する庭園や茶の湯に見られる侘び寂びの世界といった独特の文化を作り出してきた日本人は昔から自然を大事にしてきたとか、経済優先は西欧近代の論理で、東洋の伝統的価値観はもともとエコロジー的であったといったように、持ち上げられる場合が多い。だが、むしろ日本人の自然観には、自然と社会の境界線を曖昧にし、自然を破壊する社会の動きさえをも均し並に「自然の勢い」として認めてしまう無力さが潜んでいるのではあるまいか。(中略)日本人は、花が咲けばああきれいだとため息をつき、花が散ればああ哀れだとため息をついてきたのだ・・・となるのである。それゆえ、その延長線上には結局ゴミ焼却場ができてしまい、そこからまき散らされる排煙によって子どもが喘息もちになっても、ああ喘息になったなあともののあわれを感じるだけということになってしまう。
● 谷崎潤一郎「少将滋幹の母」、芥川龍之介「好色」
● act locally,thik globally(地球大でものを考え、地域に密着して行動する)

ウンコでこれだけ話ができるなんて・・スゴ過ぎる。その話が並大抵じゃない内容で、しかも語り口が面白い。アタマのイイ学者が面白い事を書くと本当にハンパじゃないパワーを発揮する。まさにウンコ万歳である。

南極50年!毛利衛 氷の大陸を行く

2007年02月12日 18時00分09秒 | 理科系
NHKで朝8時半から放送していた『南極50年!毛利衛 氷の大陸を行く』見た。いやぁもう面白いのなんのって、興奮しっぱなし。

南極という特別な自然条件での中での、50年にも渡る調査の歴史。美しくも過酷な自然と向き合う人類の力強さにも敬服した。

最先端の科学技術を用いあらゆる方法で研究する分野は多岐にわたり、科学の面白さをコレでもかと見せてくれる。アース・サイエンス、学生の頃に学んだ地学が総合科学であることを実感できる絶好の機会でもあった。

南極では吐く息は白くならない。雪なんかもそうだが、結晶ができるにはそれの核となる物質が必要なんだが、南極では空気が澄んでいて吐いた息が固まりにすらなれないというこの事実。スゴイ!!一方でマイナス40℃を超えると、吐いた息はまるで物質の如く凍って固まり、尾を引いて辺りを漂うらしい。何年か前に南極でバケツのお湯を空に向かってまき散らすと、それらは上空で凍ってしまうといった写真が載っていた。もう何もかもがスゴイ。

地下深くから掘り出した氷から過去の地球環境を測定する試みについては、以前NHK教育の「サイエンスZERO」でも放送していたが、いやぁ科学って本当に面白い。

ビデオとっておけばよかった。

ひたすらビール

2007年02月11日 22時44分50秒 | 
昨日の飲み会は比較的おだやかで、非常に気分良くラクに呑めた。あっさりした鍋をつまみながらビールから始まって、なんだかビールが旨くて次から次へとビールを飲み続け、それでもあまり腹も一杯にならず小便も適度にするだけで、なんだか絶好調だった。

こういうのは久しぶりだ。まるで昔のオレに戻ったような気分だ。それにしてもどれくらい呑んだだろうか?ビールばかり飲み続け、遂に最後までビールで押し切った。それにしても旨かった。最後までビールが旨く飲めるなんて、こりゃ本当に珍しいぞ。でも旨かったからコレでいいのだ。

今日はスーツを2着購入。最近の流行でやたらと細身のスーツばかりで、しかも上半身がガッチリしているオレにとっては、今風のスーツはピチピチで小さ過ぎの感があり、やっと見つけた適度にゆったりのを購入。買い終わった後、別の店で見つけたスーツがもっと良い物で、あぁコッチにすれば・・・となってしまったが、まぁいい。

ついでにYシャツとネクタイも1本買った。

荷物の整理で机のすぐ後ろにある、ほとんど開けない箪笥から大量の文庫本とCDが出てきた。・・・そういえばずいぶんと前に読まなくなった本や聴かなくなったCDなんかは、ここにてきとうに突っ込んでおいたのだ。久しぶりに、かなり久しぶりにビリー・ジョエルを聴く。う~ん、懐かしい。とてもしっくりくる。

沖で待つ

2007年02月10日 17時41分29秒 | 
絲山秋子著『沖で待つ』(文芸春秋)読む。06年、第134回芥川賞受賞作品。この本は「勤労感謝の日」「沖で待つ」の2作収録。

最近もっとも気に入っている作家のうちの一人である絲山秋子、かなり期待して読む。淡々としていてシュール、素直でない作家の性格がどことなく出ていて(勝手な意見でスミマセン)読んでいて心地よい。

やはり彼女の作品はいいです。

これから飲み会に行ってきます。今日はあれもやろうこれもやろうと計画していたが、9時頃起きて朝飯を喰うと昼過ぎまで寝て、昼飯を喰ったら本を読みつつウトウトする。3時頃にお菓子を喰ってから1時間半ほど寝る・・・寝過ぎだ。

帰ってきた もてない男

2007年02月08日 22時20分07秒 | 
小野谷敦著『帰ってきた もてない男 -女性嫌悪を超えて-』(ちくま新書)読了。「もてない男 -恋愛論を超えて」の続編。

「もてない男」の方が面白かったような気が・・・社会学、文化人類学、ジェンダー、男女論、比較文化学、女性崇拝者、もてない男のグチ、・・・なんだか読んでいるときは、ああだこうだと考える事が山のようにあったが、いざこうして何か書こうとすると出てこない。

とりあえず、この本の中で気になったところを抜粋・・・
● 呉智英・宮崎哲弥「放談の王道」(時事通信社)
● スティーヴン・ピンカー「人間の本性を考える」(NHKブックス)
● 佐藤俊樹「不平等社会日本」(中公新書)
● 石井政之「肉体不平等ーひとはなぜ美しくなりたいのか」(平凡社新書)
● 漫画家 岡野玲子(手塚真と結婚)
● 石坂洋次郎「麦死なず」
● 松沢呉一
● 北原みのり「ブスの開き直り」
● 本田透「電波男」
● 小倉千加子「結婚の条件」
● 森村進「自由はどこまで可能か」(講談社現代新書)
● ベンガル系米国人ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」(新潮文庫)

コレを読んで、ますますオレには結婚はあわないと実感。一方で、やってみないことには分からない、という気分にもなった。もともとが結婚という選択肢がオレに人生の中に無いに等しいので、ちょっといろいろな意味で面白い本だった。

男と女については考えたり語ったりするより、実行あるのみである。しゃべる側にまわるより、実行する側の方がいいに決まってる。

ココに挙げた関係図書など時間を見て読んでみようと思う。


ヒンドゥー・ナショナリズム

2007年02月07日 22時00分08秒 | 
中島岳志著『ヒンドゥー・ナショナリズム 印パ緊張の背景』(中公新書ラクレ)読了。

ITに核、中国と並ぶ急成長を続けるインド。神秘と宗教の国インド。インド開国以来の大変革を迎えるインドにあって、トップから底辺まで民衆に根付いているインド民族主義集団に関するレポート。

バジパイ前首相のインド人民党がこういった団体であるとは知らなかった。大量消費社会といったかつてない事態に直面し、インドの人々が経験したことのない状況に置かれ、アイデンティティー・クライシスのような位置に立たされ、その良い導き手としての役割を果たしているようだ。

それにしても、社会は大きく変るなぁというのが実感。30年後の世界は一体どうなっているのだろう?

インドはいろいろな側面があるからこそ面白い。そういう意味では、まだまだインドについての本で読むべき分野はいくらでもありそうだ。

2001年 宇宙の旅

2007年02月05日 23時55分39秒 | 映画
これで観るのは何度目だろうか??スタンリー・キューブリック監督・脚本『2001年 宇宙の旅』

何度観ても面白い。静かなトーンで話は流れ、淡々としていながら迫力のある展開へ。何と言えばいいのか、こうズシっと直に響いてくるような感覚がたまらない。

本当に良かった。また観たい

NHKはインド三昧

2007年02月04日 21時13分04秒 | インド
今日から5日間にわたってNHK BS7で放送される『世界のドキュメンタリー 目覚める大国・インド』、しっかり録画します。今夜は10時からと11時からの2本。

先週くらいだったか、NHKで3日連続放送された「インドの衝撃」、そのほかにも「世界のテレビ」でインドの番組をやった。

NHKハイビジョンでも2時間にわたってインドを特集していた。

いろんな側面からインドを扱うところがイイ。ありきたりのインドだけじゃつまらない。とにかくアレもコレも、こんなものまで!っていうのがインドの凄さだから、片っ端からインドを取上げて欲しい。

5等 1000円当たってました

2007年02月02日 22時25分51秒 | ロト6
きのう机の引き出しの中に、過去3ヶ月ほどのロト6ハズレ券が8枚あったので、一応チェックしてもらったら、なんと1枚当たっていた、とは言っても5等1000円だが・・・まぁ今年に入って当たりが1度もなかったので、これを機会に一気に昨年末のように調子を上げたいものだ。・・・昨日はダケだったけど・・・

今日は朝から喉が何となく腫れている感じで、それほどヒドイ訳でもないんだが、飲み会の誘いは断った。トレーニングもできなくもないが休みにした。

面白そうな本が3冊もきているので、ゴロゴロしながら読もうと思います。