うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その118

2010-11-08 09:12:33 | 日記

十一月七日(日) 晴

 朝からいい天気です。気温も平年並みというのでしょうか。このまま秋が過ぎ、初冬に入り、各地から冬の情景がテレビを賑わし、雪便りといった毎年のパターンが繰り返されるわけです。
 昨夜でTBSの五夜連続のドラマも終わり、やっと寝不足から解放されます。肉厚、重厚とでも評すのでしょうか、なかなか見応えがありました。
 戦前戦中戦後とアメリカへの移民一家の、運命に翻弄されていくさまが、一応フィクションと断りがありますが涙なくしては見られませんでした。アメリカの一世二世に対する仕打ちが、これでもかこれでもかと描かれますが、念入りな取材を元に書かれたものなのでしょうが、これほど執拗且つ残忍とは思いませんでした。
 
 しかしさすが橋田氏、見事にアメリカと日本の立場をバランスよく、恨みっこなしに仕上げております。ただちょっと気になりましたのは、家族の絆はともかく、家といったものが強く前面にうちだされ、かなり頻繁に何々家といった表現で強調されていました。現代に話が移ってからもそうなので、きっと橋田氏の脚本の芯に、家といったものがあるものと推察されました。

 かみさん、昼前ジョキングに出ます。早朝冷え込みが強くなってきましたので、時間帯を朝食後に移しました。かみさんが昼食のパンを買って帰ったのと入れ違いに、小生自転車で図書館に行きました。ほぼ一年ぶりでして、受付で住所の確認がなされます。

 なかなか新刊本は手にすることが難しいです。読みたい新刊本は検索して予約すればよろしいのですが、かなりの日数を要したり、また連絡を受けてもおいそれと駆けつけるのも難儀ですので、どうしても予約には気後れします。まあそんなわけでしてあれこれ物色して九冊借り受けます。かなり重量のある本も混ざりますので、自転車の荷台に載せます。
 図書館はわが家から信号のある交差点を、二箇所越えなくてはなりませんので自転車で行くわけです。散歩がてら歩いてもいいのですが、本を持つとなるとかなりの苦行になります。前にも経験しているのですが、歩き始めはいいのですがそのうち段々息が切れてくるといった次第なわけです。
 まあ九冊あればかなりの退屈しのぎになるわけで、これで間にテレビを観たりで一日が過ぎていき、風呂上りに二人して「今日も一日終わったね」と昨日と変らぬセリフを交わすわけです。



 文章とは関係ない、色づいた庭の蜜柑であります。暮れに収穫し、友達に進呈します。友達は皮を干し上げ、七味唐辛子の材料にするのです。農薬を使っていないので最高と悦びます。こんな話、なかなか都会では聞けませんです。