うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 お相撲の話をもう少し

2007-01-31 06:10:58 | 一言

一月三十一日(水)晴れ
       相撲協会横綱朝青龍から事情聴取

 大関に続いて横綱も完全に八百長疑惑を完全否定しました。先ずは一安心というところです、一相撲ファンとしてはです。
 考えてみれば取り組み一番一番を勝負検査役として、元力士でもある親方衆が、土俵のそばで見上げているのです。おかしな相撲を取れば一目瞭然の筈でした。一介の事情通がまことしやかに書きたてたものと、あたしは素直に胸を撫で下ろします。三月場所が楽しみです。八百長疑惑を逆手にとって好勝負を期待できるというわけです。とにかくこんな問題が起きるということは、朝青龍の独走を許している大関陣をはじめ上位陣の、余りにも不甲斐なさにあるのです。
 二度とこんな疑惑をもたれないためにも、横綱は強すぎるだなんて他人事のように言ったりはしないでしょうけど、ファンを嘆かせないよう、奮起して下さい。
 
 以前にも八百長疑惑が持ち上がったことがあります。板井という引退力士の爆弾発言に端を発したものです。名指しされた力士が今回と同じく聴取を受け、これも同様に潔白を主張して落着したものです。
 当時の佐田の山理事長が会見で、無気力相撲を厳に注意するとの発言が印象的でした。このことはあたしなりに解釈しました。千秋楽の勝負です。お相撲さんは先ず口ごとに八勝、勝ち越しが目標と場所前に抱負を語ります。そして千秋楽を五分の星で迎えたお相撲さんの相手が、既に勝ち越しを決めていたとします。極端な話ほとんど、七勝七敗のお相撲さんが勝ち越しを決めるのです。しかしこれは八百長ではありません、そういっては酷です、情がはたらくのではないでしょうか。そしてこれが次の場所で立場が逆になったとき、後は申しません。これを星の貸し借りということを知っていました。両力士に事前の話し合いはもちろんなく、暗黙の了解と申ししますか、理事長の無気力相撲はこれも含んだものと解しました。事実片八百長といった言葉が相撲界にあったのですから。そして八勝大関なんて、千秋楽に勝ち越す大関がいて揶揄されたものです。その反面、横綱千代の山の横綱返上問題も話題となりました。成績不振が続けば横綱には休場して非難をかわすか、引退するしかありません。千代の山は成績不振が続きました。しかし引退するには年も若かったのです。引退を避けるため、横綱を返上して再起を図ろうとしたわけです。そういった真摯な姿も見られたのです。

 
 今は昔の話でした。完全に様変わりしています現在は、そう信じています。贔屓のお相撲さんが七勝七敗で千秋楽を迎えて御覧なさい、あたしは相手が勝ち越しているお相撲さんとしたら、お前負けてやれよ、勝ち越してんだからいいだろう、と変な声援を送ります。もし勝とうものならそのお相撲さんに罵詈雑言を浴びせます。そして決めはこの情け知らずです。五分の贔屓力士が勝つといった保証は完全になくなりました。

 満身創痍、包帯だらけで土俵に上がるお相撲さんも数多く見られます。真摯に勝負に賭けるお相撲さんに声援を送ります。


うたのすけの日常 泌尿器科の待合室

2007-01-30 06:34:40 | 身辺雑記

       週刊誌が結構そろっているのですが

 昨日一月二十九日(月)、雨模様の中バスで病院へ行ってきました
泌尿器科専門のクリニックです。ここの院長先生、なかなかはっきりした物言いで、患者に安心感を持たせるいい医師とあたしはみています。しかし待合室に問題があります。病院の患者に対する施設のあり方ですね、泌尿器科専門ですから、当然患者は排尿関係に疾患をもつ人が大部分を占めています。それなのに待合室は男女混在なのです。壁には尿漏れの患者、女性向けのですね、イラスト入りのポスターが掲げられています。くしゃみをしたとき思わずチビッチャウ、そんなたぐいのものです。まあ、甲羅を経た人生経験豊かなご婦人なら問題は左程はないと思うのですが、中には人生まだ先が十分あるとみた女性もおります。恥ずかしいですよね。男性と一緒に居るということがですよ。
 エレベーターを五階で降りてドアを開ければそこは待合室、そこに受付会計のカウンター。事務員が一人、左手の奥が診察室です。あたしの場合診察券を渡すとすぐに名前を呼ばれ、事務員から紙コップを手渡され「おしっこ」を採って下さいといわれます。婦人患者も同様です。
 あたしは思うのです。せめて工夫をしてですね、待合室を衝立でしきるとかしてもらいたいということです。先のあまりないあたしでも、多勢の患者の前で紙コップを受け取り、トイレへ向かうのにはいささか羞恥を感じますよ。ましてご婦人は…。

 この問題はこれでお仕舞いです。尿の検査結果が出るまでゆうに一時間はかかります。週刊誌は新聞の広告で目次を読むだけなので、今日は期待をしてきたのです。最近騒がれている朝青龍の八百長問題です、しっかりと載っている雑誌がありました。読みふけりました、一時間はあっという間でした。あたしは相撲ファンなので見逃すわけにはいかなかったのです。詳細は避けますが、すぐに疑問にぶつかりました。動く金が一勝負八十万そこそこの金額なのです。横綱の相撲には懸賞金が少なくても二十本は懸かり、一本六万円というから百二十万の金が横綱を倒せば手に入るわけです。なにも危険を冒してまで手に入れたい、魅力ある金額ではありませんよ。
 あたしだったら稽古に励んで、一か八か横綱にぶつかりますよ。お相撲さんもみんなその気概でいると思いますが、いかんせん相手が強すぎる。だからそんな噂が立つのかもしれませんが、火のないとこには煙はたたないとも言います。当分この問題から目が離せません、相撲ファンの一人としては。とかいって案外野次馬根性旺盛からかもしれません。


うたのすけの日常 歯医者へ行く

2007-01-25 06:43:19 | 身辺雑記

      一本欠けただけで咀嚼がままならぬ

 
従来あたしは左の奥歯で咀嚼します。尤もたいていの人はリスやビーバーではないのですから、前歯でもぐもぐしませんよね。それであたしは右の奥歯を抜かれた、いや、訂正します。治療のため抜いて頂いたわけですが、咀嚼には関係ないと思ったのです。しかしそうではなかったのです。左専門で咀嚼していても、食べ物は多少自然と口の中で右に少なからず移動して、右の歯が補助的な咀嚼をするのですね。従ってそこには歯がないし、それにまだ抜かれた跡が直っていないのですから、噛めば痛みも走ります。慌てて食べ物を左へ戻します。全く不自由で食事に時間もかかりますし、大体あたしはものをよく噛むほうですので、すっかりお腹の調子を崩してしまいました。
 
 
昨日の治療は九時半、先客が?治療中で少し待たされましたが、苦にはなりません。家で取っていない新聞を読むのも、物珍しく新鮮な気分で読めます。
 看護婦に、いや看護師か看護士か?ここでは看護婦でいきます。その看護婦さんに呼ばれて椅子にかけます。既に緊張してます。ビニールの涎掛けを首に結わかれます。「お早うございます」なかなか愛想はいいのですが、やることは裏腹に凄まじい。なにしろトンカチやヤットコを手にしているのですから


 「痛みはどうですか」「痛みはなくなりました」「そうですか、倒します」「それでは今日は抜歯した歯の両横の歯をかぶしてあるサンプラを外します」「はあ」これはあたしの力ない返答、気が萎えてくる。「痛くはありません、多少振動はありますがすぐに終わります。ではうがいして」椅子が起こされる。「では倒します」あたしは目をつぶる。グラインダーの唸る音、それに混じってサンプラを切っていく金属音。口中に溜まる唾液をバキュームで看護婦が吸い取っています。「そうそう」と医者が音頭をとります。「アッ、ダメだ」これは医者の声です、えっ何が、あたしはビックリする。「代わりの刃を持ってきて」と看護婦に指示しています。なんだグラインダーの歯車とでもいうのか、それが摩滅したかしたのであろう。そんなの前もってそばに置いとけよ!と腹の中で毒ずきました。患者のささやかな抵抗です。「慌てなくてもいいよ」そう看護婦に言ってます。

 グラインダーの再開です。「一つ外しました、もう一本すぐに終わりますよ」それがそうではなかったのです、最初のより優に倍の時間を要したと感じました。これはあくまであたしの感じでして、実際はそうではなかったのかも知れません。なにしろ気持ちの上で、あの唸りと金属音と振動に耐えるには限界でした。
 「次回の予定をお聞きして」医者の看護婦に指示する声で、治療が終わったことを知りました。次回は一週間後同時刻となりました。

 家に戻って今後の治療について聞いたことを反復する。マスクした口でもぐもぐした説明です、おまけに緊張の極度で聞いているのですから頭によく入っていません。どうにか話の断片をつなぎ合わせて自分なりに納得しました。
 結局両脇の歯も根だけ残して無くなっています。三本の歯を作り金属を被せ、両脇の歯に抜歯した歯を固定させるのだと理解しました。今度型を取ると医者はいってましたから。

 これがブリッジの由来なのかと、再度鏡を覗きながらつぶやきました。

 


うたのすけの日常 かみさんを閉め出す

2007-01-18 06:14:21 | 身辺雑記

           二度目の失敗でした

 歯医者へ行く。朝一番の予約である。雨がポツポツ降り出してきたので自転車をとばす。五分ほど待って診察台に座る。抜歯した後の治療である。
 痛みますか、これは医者。食べ物が触ると痛みますと答えると、少し傷がありますから、今日もう一回消毒して様子を見ましょうということになる。抜歯した跡、歯を磨くときブラシが当ってもいいか質問する。差し支えありませんよ、痛いようでしたら控えてくださいとの答え。食べ物が触ると痛むといってるのである、良いか悪いか、どっちかにして下さいとは言わなかった。
 
 雨が大粒になっている、ジャンパーのフードを被り急いで帰る。鍵がかかっている。かみさん傘をさして雨の中ジョキングに出掛けたのだ。秘密の場所から鍵を取って中に入る。それが失敗だったのである。ドアを開けたら中に入らず、そこで元の場所にかぎを隠し中に入り、あらためて施錠すればよかったのだ。これがルール。あたしの居城は二階なので、ブザーには遠いからである。鍵を上がり口の所定の場所にいれ、そのまま二階にあがってしまった。
 手鏡で歯を点検してから、録画してある寅さんを見る。それはいいのだが、別に耳が遠いわけではないのに、どうしてもボリュームを上げてしまう。年寄り相手の訪問販売のセールスマンは、テレビの音が高くかかっている家を狙うという。そこは間違いなく年寄り夫婦だけか、どっちかの独り住まいという。
 ストーブに足を向け、ごろんと横になって画面にしばし夢中になっていた、そう確かに夢中になっていたんだろう。そろそろ話が終わりに近づくころあいに、携帯が鳴る。もしもし、聞きなれた声である。かみさんである。どうしたの、これはあたし。「どうしたもないわよ、鍵はないし、いくらブザーを鳴らし続けても返事はないし、庭に廻って呼んでもダメだし、コンビニまで戻って携帯にかけたのよ」ときた。慌てる、これで二度目である。前のときは庭からの声で気付いたのだが。今回は廊下との境の襖は締め切ってあるし、ブザーは耳に入らない、おまけに寅さんに夢中ときてる。

 申し訳ないので通りまで迎えに出る、コンビニまではかなりの距離がある。公衆電話なんか近辺にはないのである。
 遠くにかみさんの姿が見えた、その姿がだんだん大きくなり、顔の輪郭がはっきりとしてくる。そして近づく、にこにこしているではないか、ホットする。
 家に入って開口一番「これで閉め出されたの二回目よ、今度から鍵はめいめい持ちましょうよ」とのご託宣。何事もなく落着して心底ほっとした。
 かみさん懇意にしている家まで行って、携帯に電話してもらおうとしたのだが、生憎留守だったという。


うたのすけの日常 抜歯

2007-01-05 14:27:19 | 身辺雑記
           麻酔薬の注射が痛かった

 去年の暮れにサンプラを被せてある奥歯が痛み出し、歯医者へ。レントゲン撮影でその歯の根が折れていて、そこが化膿しているとの診断を受けた。抜歯してブリッジで入れ歯をするという。要は抜歯だが、年が明けてからのが良策と歯医者は言う。別にこちらに意見はないのでよろしくと、お願いして治療は終わり。痛み止めと化膿止めのお薬をいただいたわけである。

 抜歯は10時の予定。椅子に掛けると医者、これですねと奥歯を動かす。こちらとしてはそういわれても分からないので、おまけに口もあけたままなので、ううう…と声にならぬ声をだす。違う歯を抜かれはしないかと、一瞬不安が走ったが、まさかそんなことはあるまいと気を鎮める。看護婦にカルテを持ってきてと命じている。先に見てくださいと言いたかったが、とにかく一安心。麻酔を打ちます、少し痛みますが我慢して下さいと、これは医者。目をつぶりただ肯く。目をつぶっているので、どんな注射器なのか皆目不明。それより歯の周りに打っているのだろうが、錐でえぐられるような痛みがそのたびに走る。

 こぶしを震わせ足を突っ張り痛みに耐えながら考えた。麻酔注射の痛みより、麻酔なしの抜歯の痛みのが数段激しいのだろうと。そうでなければ間尺に合わない。「はい、終わりました」医者の声、思わず「もう抜けたんですか」と半ば歓喜の声をあげてしまう。医者、目の前の台の上にサンプラの被ったままの歯を置く、無理に見たくはないが、せっかくなので見てみる。血にそまった歯、根の部分がかなり長いのにびっくりした。抜歯の跡にガーゼをかまされ15分ぐらい咬んだままでいて下さいといわれて治療は終わった。

 会計を済ませ、痛み止めと化膿止めの薬を貰ってかえる。
 抜歯の跡をかばいつつ昼食をおえ、痛みは出ないので化膿止めの薬だけ服用。そして昔の治療のことに思いを馳せた、あたしではない、妹のことである。もう何十年も前の話である。歯医者から帰った妹が、痛みが出たら氷を含みなさいといわれたとかで、こまかく砕いた氷を盛んに口に入れていた。そして痛みは治まったが、あとで下痢して難渋していた。

 妹は翌日医者に訴えたら、なにも溶けた氷水を飲めとは言ってませんといわれたとぼやいていた。歯医者にしろ医療の進歩はすばらしいというべきなのか。

うたのすけの日常 大晦日

2007-01-01 07:48:12 | 身辺雑記

         紅白の途中で寝てしまいました

 行く年来る年の中継を見ようと、朝から決めていたのですがやはりダメでした。紅白に以前のように興味が持てれば、なんとか持ちこたえられたのですが、若い人たちの歌についていけず、敢え無く八時過ぎにダウンしてしまいました。

   紅白は お餅だけで もう結構

 娘夫婦は晦日でも仕事、帰りが九時ごろになるというので、年越しそばは孫娘ふたりと隠居夫婦の四人で食べました。いまさら細く長くもないのですが、これも浮世の習いと達観してます。

   つるつると いかずづるづる 齢のせい

 そのため午後からかみさんとスーパーへ、今年最後の買い物に行きました。御節のたぐいの買出しは昨日のうちに済ましてあります。今日は年越しそばを天ぷらそばにするための買出しでした。
 下の孫が海老天は嫌いといい、芋天の注文です。姉のほうはこし餡を買ってきてと注文です。

   孫たちの わがままきいて 背筋のび

 海老天五尾、芋天二ケとこし餡、それに安心のためパック入りの餅一キロとチンで出来るご飯を三パック、そしてこれもチンで出来るおでんを一袋買いました。
 頂き物の乾麺があるので、三時茹でにかかる。わが家ではいつごろからか冷麦うどん蕎麦と、茹でるのはあたしの役目になっています。

 かみさんが孫に宣言しているのが聞こえてきます。「ばばちゃんと、じじちゃんがお風呂あがったら、ぶー鳴らすからすぐ入りなさい。七時に皆で年越しそばを食べましょう」孫たちの返事も聞こえました。平素はなかなか風呂に入らず、夕食にどっちか必ず遅れるのに、今夜はあたしの給仕が間に合わないほどでした。年寄りの一言もたまにはいいものです。

 ブログを中断して近所の氏神様とお稲荷さんに詣でました。天気予報外れて上天気です。この近辺の人たちは大方、大洗の海岸に初日の出を拝みに参るのですが、先ずはけっこう大変な人出でしょう。あたしも負けずにデジカメで初日の出をパチリ、脇でかみさん手を合わしています。七時半ブログ再開しました。

 皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

   目出たさも 半分ほどと すねてみる