うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その411

2011-12-31 08:35:42 | 日記

12月31日         今年も来ました大晦日

 ホッと一息吐きます大晦日、であります。小生どちらかと言いますとお正月より、何かとせわしい年の暮れ、それも大晦日の慌ただしい雰囲気が好きです。子供のころは明日のお年玉が楽しみですし、少し大きくなってからは、上の姉が嫁ぎ先から親父や御袋の様子を見に来て、その足で浅草まで連れて行ってくれます。そしてあちこち歩いて晴れ着の一枚を買ってくれます。それは手袋であったり、マフラーであったりジャンパーであったりであります。時にはオーバーだったりします。
 そんなわけでこの齢になって、暮れの浅草を偲んだり、近所の八百屋や魚やが店の前で焚火をしながら深夜まで営業している様が懐かしく感じたりしています。
 それで
今年も正月の支度を仕切って、忙しい忙しいといっちょ前にぼやいたりしております。今朝も娘に年越しそばに話を向けると、夕食は爺ちゃんたち二人だけだと言います。娘夫婦は仕事で帰りが遅いし、上の孫はデズニーランドへ既に出かけたし、下の孫は鹿島神宮へ元朝詣り方々初日の出を拝みに行くということです。
 それじゃお前たちの分、お蕎麦作っておくよと娘にいえば、そうしてくれれば有難いと一件落着であります。
 そんなわけで今日は一日忙しく過ごすことになりそうであります。


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その410

2011-12-30 07:06:51 | 日記
12月30日          正月の準備万端?
 昨日風邪の症状もおさまりホッとしたところで、数の子の塩抜きを怠りなく真剣にいたしました。一応能書きは書かれているのですが、そう上手くはいきません。数の子をその量の倍の水につけ、約8時間漬けます。その間2度ほど水を取り替え、最終的に端を齧って塩加減を見ます。丸っきり塩抜きしてしまうと美味しくありません。その加減が微妙なところでして、抜き過ぎたりしたら、また塩水に漬けたりと、何しろ自分の食するものなので真剣であります。
 今年は一発でオーケー、蛇口の水を流しっぱなしにして薄皮をはぎ取り、水気を切ってパックに収めて1件落着であります。正月のお膳に小鉢に盛った数の子に、削り節または青のりを振ってお醤油を垂らして食します。
 あと今日の予定としては、お重にお節の品々を配します。これはかみさんの仕事であります。なにしろ自分の好きなものを重点的に買い求めているのですから。
 栗きんとん、ニシンの昆布巻き、伊達巻、蒲鉾。そんなところでして年々品数は減り、量も少なくなっていきます。孫たちのお節は婿殿が大晦日に買って帰ります。これは小生たちにはいささか不向きな品ぞろえといったところであります。もっとも下の孫は伊達巻が大好きで、従って孫の箸はこちらのお重に向けられます。
 あと残った問題は、孫たちがどこまで自分たちの部屋の掃除をするかでありますが、これには一切口出しは致しません。毎年なるようにはなっています。

うたのすけの日常 年末にきてなにかと騒々しいこと

2011-12-29 06:34:09 | 一言

         野田政権ここへきてドタバタと大変な騒ぎです。

 消費税絡みで9人が離党届を提出、新党目指すとか賑やかであります。北の大地では鈴木宗男さんが「真民主党」を結成。馳せ参じる人もかなりいるとか報じられています。野田さんインドで儀仗兵を閲兵したりしてご機嫌ですが、前回の選挙で民主党に吹いた風は何だったんでしょう。
 沖縄では「評価書」を受け取る受け取らないで、大変な騒動が引き起こされています。挙句の果てには未明に搬入と言います。まるで忍者もどきのお芝居のようであります。ところで評価書の量ですが、計24部を段ボール1箱に一部を詰めてどうとかこうとか。すると段ボール箱の数24個、大変な数量でしてどんなものなのかよく分かりません。しかし事前に搬入に妨害行為が予測されたとかで、民間業者の宅配に委託と姑息な方法を取っています。
 これが間違いの元であります。堂々と総理なり、防衛大臣が先に立って表玄関から搬入すれば、反対派も妨害行為を加熱させないと思います。何ですること成すこと、いちいち沖縄県民の感情を逆撫でするようなことをするのでしょう。
 
 今年も残すところ今日を入れて3日、静かに新年を迎えましょう。被災地にも同じにお正月が来るのです。いえ、大変なお正月です。少しは被災地に思いを馳せましょうよ。


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その409

2011-12-28 12:52:10 | 日記

12月28日             喉ッ風邪を引く

 とうとう悪運が尽きましたか。もう何十年も風邪を引かずにいたのですが、二三日前から喉が痛み、咳が出だすと止まらずいささか閉口の体であります。かみさんに医者に行けと散々言われていたのですが、すぐ直るさと我慢していたのですがもう限界、朝一番でお医者さんに行ってきました。
 やはり泥棒にはお巡りさん、風邪にはお医者様であります。喉を診て頂き、聴診器を当てて頂くだけで、家に帰って来たときにはかなり症状が治まったような気が致します。病は気からとはよく言ったもので、他愛ないこと夥しいものがあります。
 一休みしてからかみさんとスーパーに買い物に出かけます、わが家では28日に正月のお飾りなどします。仏様に正月用のお花に鏡餅を、玄関のドアに縁起物のお飾りを提げました。それに先日映画を観た帰りに買ったお節に足して蒲鉾を買いました。それにお雑煮用に大根人参を買います。わが家では昔からお雑煮の実は大根人参の千切りに決まっています。あとは年越しそばはかけ蕎麦と決め、葱と油揚げを購入であります。それに汁粉用に漉し餡を買い、これで正月の準備オッケーであります。
 新聞テレビでは海産物その他の値上がりを盛んに報じていますが、高いものは買わない主義ですので、一向に痛痒は感じません。昔から散々食べてきたものですから今更どぅってことはなく、高値の次は安値と物事は順にまいります。
 
しばし静観といったところであります。



本文となんら関係のない写真です。本宅から最近わが家の庭に来て、当たり前のように昼寝しています。ガラス戸越しのシャッターですので写りが悪いです。戸を開けると逃げ出す恐れがあります。


うたのすけの日常 映画「山本五十六」を観てきました

2011-12-27 06:47:00 | 映画
             期待外れとはこのことか

 タイトルに山本五十六とある以上、山本長官が前面に出て描かれるのは致し方ありませんが、作りそのものが安易でチャチなものでした。話の筋をあらかたナレーションで済ましてしまい、史実に或いは資料を駆使して長官の全体像を描こうとした努力は買いますが、いかんせん2時間の枠内では無理と言わざるを得ません。また長官の真意として勝利した段階で、講和に持ち込むといった主張が遂げられなかった経緯がはっきりと致しません。所詮は山本五十六も昭和における、一海軍軍人とひとかけらに括られる存在であったという印象は免れませんでした。
 真珠湾の奇襲が結果的に、不意打ちであったと言うことが、山本をして苦汁の汚点になり、懊悩する姿も一通りに過ぎず、観客に伝わってまいりません。また戦争映画として、海戦シーンのお粗末さは目を覆いたくなるほどの安易さ、とくに連合艦隊の墓場となったミッドウェイ海戦のお座なりさは、どうしてなのと疑問を呈したくなるほどでした。
 そんなわけでいささかがっかりしての帰路であります。
 11時50分の上映時間に間に合うように、10時50分のバスで来たわけでして、終わった段階で2時を回っており、いそいそと蕎麦屋の暖簾をくぐりました。

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その408

2011-12-26 07:00:49 | 日記

12月26日            クリスマスも終わって

 いよいよ今年もあと僅か、それにしてもここ数日寒さも厳しく、日本海側をはじめ北日本は大雪に見舞われています。いくら寒いといっても北国に比べたら、当地の寒さは高知れています。何と言っても雪が降らないのですから。
 ところで最近茶の間の外に、草むしりの合間に一休みと腰を下ろす椅子を置いておくのですが、そこに虎猫が居座るようになりました。まだまだ馴れるまでにはなっていませんが、日当たりが良いので茶の間からそっと覗くと毛づくろいしたり、長々と寝そべったりしています。毛の艶もよく、痩せてもおらず、何処かで餌だけはもらっているようです。それでかみさんと絶対に餌は与えないと取り決めています。ときたま部屋が見たりしてけっこう気持ちが和みます。
 問題は雌か牡かということであります。そばに行きますとぱっと逃げ出すので、見極めるにはまだ至っていないのです。赤ん坊でも産まれたりしたら難儀であります。まあどこかに本宅はある筈ですので、その心配はないと無理に決めております。そのうち猫は気まぐれですので、いなくなるのではないかとも思っています。
 暮れのここへきていささかでも癒されております。このままずっと本宅から時たま訪ねてくれていれば最高であります。


うたのすけの日常 予算案

2011-12-25 05:26:56 | 一言

               余りにも膨大な予算案

 まったく雲の上の出来事のようでして、皆目実感が湧いてまいりません。とにかく目につくのは90兆3339億と並んだ数字。そして別枠として復興・年金に6,3兆円であります。もちろん税収はとてもではありませんが追いつかず、国債依存最悪の49パーセントと突出。小生の頭ではこのあたりになると理解の外でして、とにかく日本国が容易ならざる事態になっていることだけは理解できます。
 まあはっきりしていることは打開策として、増税が手っ取り早くてよろしいようでありますが、まあ消費税でしょうね。何と言っても収入が減っていて、支出は従来通り、おまけにそれに復興費が膨大でして、それを見ない振りは出来ません。
 ここで小生の頭の中に懐かしい言葉が浮かんでまいりました。「耐乏生活」戦中戦後と流行った言葉でありまして、それに付け加えれば「欲しがりません勝までは」をもじって「欲しがりません復興まで」ですか。
 お偉いさんは二言目には、従来通りの住民サービスを続けるには国民の皆様に応分のご負担をなんて言ってます。そんなことは言われなくたって分かってますと言いたいわけでして、それじゃそういうお前さん方はどうなのと訊きたいのです。行政改革や議員の定員削減、無駄使いの究明、何一つ実行されていないじゃありませんか。
 痛みは分けあわなくちゃいけませんよ。一軒の家で旦那の収入が減れば、何かしらを削る以外にないわけで、それを家族があれ欲しい、あれ買いたい、着飾りたい、旅行に行きたいなんて言ってたらたちまち崩壊ですよ。どっかをカットしなければ、欲望を抑えなければならないのです。家族で協力し合わなくてはならんのです。そのくらいの分別は庶民はようく分かっています。
 分かっていないのはお偉いさんたちと思いますよ。
 そんなことを考えながら、昨日は医者に行ってきました。これだって老人の医療費高騰云々と持てはやされている昨今、かなり気にしているんです。こんな老後に遭遇するとは夢にも思っていませんでしたよ。全くの話。


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その407

2011-12-24 07:06:44 | 日記

12月24日              クリスマスイブ

 そうだからといっても、わが家ではホームドラマや、クリスチャンのご家庭のように、格別どうということはありません。精々ケーキを買って食べるぐらいで終わってしまいます。第一娘は仕事、婿殿もかえって仕事が忙しく、もちろん帰りは遅くなります。
 茶の間のカレンダーに各自の予定が書き込んでありまして、肝心の孫二人は上は三連休で、パーティとあり、下のはバイトで夕方までの時間が書かれております。おそらくその後友だちと合流する筈であります。そんなわけで例年孫たちにケーキを買っておくのですが、ケーキを囲んでどうのこうのといったことはありません。
 小生は今年最後の通院で、水戸駅そばの泌尿器科まで行かねばならず、イブだというのにいささか冴えません。かみさんは時たまボランティアでお手伝いしている、養護施設のパーティに手伝い方々招待されています。
 そんな事情で医者の帰りに、モンブランでも2個買おうなんて考えております。


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その406

2011-12-23 06:06:04 | 日記

12月23日              冬至

 なんとなくいい感じの字面であります。昨日は冬至、まさに冬到来で連休の日本列島荒れ模様の予報であります。世間が何かと騒々しいと気候まで、義理堅く唱和してくれるようであります。それはともかく冬至となれば柚子湯とカボチャが定番であり、午前中スーパーにかみさんと出かけます。なにもカボチャを買うのにかみさんの後のこのこ付いていくことはないのですが、実は他に目的がありまして、同行を求められたわけです。一昨日あたりのチラシに日替わりの特売メニューが載っていまして、昨日はお醤油の特売日、お一人様一本限定と仰々しく書かれていたのです。
 それでまさか二人して醤油一本のみ持ってレジに並ぶのもなんでありまして、取りあえず必要なものを一点抱き合わせて買うように致します。先ずはかみさんが砂糖、小生は食パン。いったんそれで会計して、かみさんもう一本買うわと言って店内へ。今度はラーメン用の焼肉一点とコンビで戻ってきます。
 二人して表へ出てから、「いけねえカアサン、カボチャ買うの忘れてるよ」「アラ、ホント」かみさん嬉々として逆戻り、今度はカボチャ共々醤油を買ってきました。醤油計4本ゲット。これで年末年始の煮物には十分間に合います。
 
 醤油も4本となると結構重く、二人して買い物袋を持ち、意気揚々と帰還でありました。 


うたのすけの日常 廃炉への道

2011-12-22 06:48:38 | 一言
                    廃炉への道筋

 あらためて恐怖を感じました。福島第一原発の廃炉への3段階の工程表が発表されました。新聞の見出しにあっけらかんと40年後には更地とあります。第3期の工程として、原子炉などを解体し廃炉完了が30年~40年後と明記されています。
 今年生まれた赤ちゃんが40歳になってはじめて廃炉完了であり、しかしこれはあくまで予測の工程であって、必ずしもといった疑念が残ります。
 解説記事として、廃炉とは老朽化した原発を解体し、最終的に更地に戻すこととあります。国内では浜岡原発1、2号機など4基で着手し、作業期間は約15年で、その費用は680億円とあります。しかし福島のような事故による廃炉は期間、費用とも膨大になるわけであります。なおアメリカのスリーマイル島原発事故では費用が推定で1400億円で、事故後30年以上たっても未だ作業は完了しておりません。
 これらのことは厳粛なる事実でありまして、これをどう受け止めたらよろしいのか、恐ろしいとばかり言ってはおられません。前首相の菅さんは原発廃止の狼煙を打ち上げ、現に浜岡原発は解体作業に入っている事実があります。しかし野田政権は原発再稼働、建設に前向きであり、輸出にも乗り気で精を出しております。
 自分の頭の蠅も追えないでいて、よそ様に要らぬお世話をする姿勢、一言でいって無神経そのものであります。