うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 先見の明

2013-10-30 12:55:01 | 気分を変えまして

               井上ひさしの「巷談辞典」をめくって

 この本は40年ぐらい前に夕刊フジに連載され、後に文芸春秋から出版され、そして文庫化されたものをめくったわけである。これ4文字の成句を一つずつタイトルにして、森羅万象ありとあらゆるものを題材にして薀蓄を傾けております。ここでおことわりをしておくが、初出が夕刊フジということもあって多少は眉に唾つけて読むことが肝要かも知れない。
 それで今日はタイトル「自給自足」の項をざっと紹介してみよう。先ず40年まえに執筆されたことを念頭に入れといて欲しい。
 わが国の食糧事情として受給率が約四割で、備蓄量が僅か二ヶ月しかなく食糧危機が到来した場合、食糧の輸入が止まれば数字の上では、国民の約六割が二ヶ月後には飢えてしまうということである。ここでひさし氏は独特の変則的と断りをいれて、持論を展開する。これ最近になって取り沙汰されていることで、そのため先見の明というわけである。
 氏は医学立国が、最良の道と説かれる。先ず国立の医科大学を北海道から沖縄までの国立公園に数校建てる。同時に、世界各国の医学者を高給をもって招き、日本の医学者も同様に高給を支給するのはもちろんである。看護婦さんにも銀座のホステス並みのサラリーを出す。
 その他の国民も、薬局、医療事務員、炊事係、検査員になる。つまり、日本を巨大な病院、保養所にしてしまうので。国立公園のある景勝の地に建つ病院、優秀な医学陣、美人揃いの看護婦たちの揃い踏み。「病気を治すなら日本で」と世界に発信するのである。
 もちろんお客は?は石油王国の王様、世界を動かすトップ政治家たちが、病気のたびに来日し滞在すること請け合いである。そのときである。
 治療費のかわりに石油や食糧を寄こすように頼むのだ。こうして、国民は全員、医学に関係のある仕事について励むわけである。
 最後にひさし氏は己を卑下して言う。そうなったら文士や絵描きはどうなるか。このエッセーの挿絵は似顔描きで著名な山藤章二氏である、病院の壁新聞関係だろうと。
 


うたのすけの日常 世相いろは歌留多

2013-10-28 06:14:04 | 創作かるた

                       明け方目覚めて

                 い 犬も歩けば偽装に当たり
                 ろ 論より証拠アベちゃんどうする
                 は 腹立たしきは野党の未熟
                 に 似たり寄ったりの緒先生
                 ほ 惚れたはれたで刃物三昧
                 へ 兵隊ごっこが流行りそう
                 と 東北の復興未だに遠く
                 ち ちっとも減らぬ汚染水
                 り 律義者増やして子沢山
                 ぬ 抜いたらお終い腰の剣
                 る 累積赤字は東も西も
                 お 押っ取り刀で国は救えぬ
                 わ 笑う門には消費税
                 か 勝って来るぞと悪夢再び
                 よ 世の中は思うようにはならぬ
                 た たいまつ焚いて世直し
                 れ 劣化のレールに烈火の怒り
                 そ 損して元とる商人少なし                 
                 つ 鶴の一声潰す過半数
                 ね 根っからの悪はおらぬ筈
                 な 奈良の寺より奈良漬け
                 ら ラッパの音には身が縮む
                 む むささびに似る無人機
                 う 初々しき乙女いま何処
                 ゐ 居たたまれぬは幼子虐待
                 の 野ざらしの遺骨はご免なり
                 お 億万長者見たくもあり見たくもなし
                 く  国を選べぬ子らの不幸
                 や やくざに融資それも商売
                 ま まるで地獄のシリアかな
                 け 結論周知の予算委員会
                 ふ 増える赤字と汚染水
                 こ 子沢山のなつかしく
                 え 鋭利審議とは嘘っぱち
                 て 手替え品替え年寄り騙す
                 あ 粗方のコントロールなり
                 さ 最初に軍備拡張あり
                 き 究極の美辞麗句は疑う
                 ゆ 行き過ぎより控え目がよし
                 め 目出度しの廃炉はいつ
                 み 皆それぞれで民主主義
                 し 死に体の人いやに活発
                 ゑ 偉い人の裏側見たし
                 ひ 暇があるのはろくな事なし
                 も もう金など要らぬと言ってみたし
                 せ せっかちに何故いま憲法いじる
                 す 好いた人も好かぬ人もいて人生
                 京 今日でお終い有難うと言って死にたし
      


うたのすけの日常 水戸駅へ

2013-10-27 06:04:54 | 日記
10月27日(日)        被災された方には申し訳ないが

 当地は今回もたいしたことなく、台風をやり過ごすことができた。 そんなわけで昨日は当初朝から水戸クリニックへ行く予定であったが、自重し午後からということにした。予想通りに昼前には風雨もかなり収まり、台風情報でもこ奴、大分右にそれて関東地方から速度を早めてみるみる遠ざかって行くのが見てとれる。
 よしOKとかみさんと身支度していると、娘が所要で上がってきて「あら、出かけるの」というので「水戸の医者へ」と答える。即座に「送って行くよ」というが、「大丈夫だ、せっかくの休みだ、ゆっくりしてな」と乙に構えた。そんなわけで昼食は水戸でと、かみさん共々12時50分のバスでと家を出る。
 しかし出かけはたいしたこともなかった雨が、あっという間に強くな。こんなことなら送ってもらえばよかったとぼやきながら停留所へと急いだ。びしょ濡れである。それでも水戸駅に着いたときはかなり小降りとなり、いつもの土日と変わらぬ人出であった。
 午前中の雨で午後の診察に患者が集中して、かなり混むのではないかと心配していたのだが、案に相違して3番目の受付であった。皆台風をけいえんしたのだろうか。
 来月にレントゲンを撮るという。腎臓結石の状態把握のためである。この2個の石、少しずつ大きくはなっていて、前回の時は8ミリ×5ミリであったが、全然うごこうとはしないので静観ということになっている。このこと小生の決断である。このまま死ぬまで微動だにもしないこともあるという先生の診断ゆえである。先生は処置したいらしい口ぶりであったが、痛みが走ったらその時はその時と肚を据えたわけだ。もう手術はごめんである。場合によってはかなりのデメリットがあるらしいので。
 診察を終え表に出ると、風もなくかすかではあるが青空さえ覗いている。全て予定通り、蕎麦屋で昼食を済ませて帰宅の途に就く。
 すべて予定通りいったので至極満悦である。

うたのすけの日常 台風のさ中台風とは

2013-10-26 06:36:18 | インポート

10月26日(土)            冗談じゃない

 こうなると腹がたってくる。企業の不祥事が相次ぎ、幹部の平身低頭の謝罪会見に天も業を煮やして鉄槌を振り下ろしたのか。何とかせいと声を荒げたい気持ちである。
 今日未明の2時ごろ地震発生、昨夜寝たのが早く既に目覚めていたので、慌ててテレビを押さえ、かみさんは茶箪笥を押さえている。かなり強くそれも長い「うん、これは強いぞ」「怖い」かみさんの声が返る。地震情報を見ていたのだが、直ぐにテロップが流れる。東北地方にに福島沖を震源とする大きな地震と報じる。
 間もなく水戸の震度は4と分かる。かなり広範囲にわたり、やはりあの地震の余震という。しつこい地震である。悪女の深情けとでもいうのか、もう御免だいい加減にしてくれいと悲鳴を上げたい心境なり。
 現在6時29分、地震発生。余震の余震か。当地は現在雨も上がり風も静かだが、これから昼ごろまで風雨が強くなる予定。


うたのすけの日常 またまた台風

2013-10-24 15:45:53 | 日記

10月24日(木)        27、28号とそろってお出まし

 そんな呑気なことは言ってられぬと身を引き締める。そうそう当地も、たいした被害を蒙らず良かったなんて事態が続くはずはない。しかし28号は大きく東というか右にそれて影響はなさそう。27号もだんだんと列島からコースを外しそうである。それでも暴風圏内には関東地方も含まれていて、目を離せない。しかし前回よりは被害は大きくならないような気配も感じる。
 毎度のことながら今回も沖縄四国九州と、まともに捉えられそうでお気の毒としか言いようがない。そして問題の大島、昨日今日とお年寄りが付添いの方とともに島外避難。また島に残る人もいたりして、去るも涙残るも涙といった光景が何回となく映し出されて涙を誘う。
 何故か先の大戦の敗戦まじかに学童疎開に参加し、上野駅での親たちとの別れの情景がおぼろげに脳裡をかすめる。そして涙がこぼれそうになる。これ加齢による涙腺の劣化か。一日も早く事態が収まり、無事帰還されることを切に願うのみである。


うたのすけの日常 大島の災害復興

2013-10-23 07:46:03 | 一言

                早朝に目覚めて不図考えた真剣に

 東京都が石原都知事時代に、尖閣諸島を購入しようと国民に寄付を募った。するとたちどころに件数にして11,642件、金額として1,485,201,967円が集まる。そして当時の野田政権は慌てたのか、狼狽えたのかは知らぬが急遽国として買い取った。
 そしてその約15億円の寄付金は今、宙に浮いている状態なわけだ。寄付者からは当時、国に寄付したわけではないのだから返せといった声もあがったが、事務的に無理があるようである。中には匿名の方もあろうし、100円200円といった少額な寄付もあったりしたせいかと推察するわけだ。
 そこで考えた。小生寄付をしていないのであまり大きなことは言えぬが、伊豆大島の惨状が目に浮かんだのである。そうだ、これだと。
 宙に浮いているその寄付金を大島の復興資金に充てたらどうかということである。いつ?と聞かれれば、「それは今でしょう」と即答しよう。何故って、考える事はだれも同じ、もしかして知事閣下の頭に東京オリンピックに使おうなんてひらめいたら……。泣けて来てしまう。
 なんたって五輪招致賛成の都民が8割かたいるのだから。
 しかし小生の考えにも強みはある。寄付金は全国的な規模のものだし、それに伊豆大島は東京都である。


うたのすけの日常 眼医者さんへ

2013-10-22 11:48:41 | 日記
10月22日(火)          とりあえず昨日は眼科へ

 かみさんに一緒に行ってもらう。しばらくぶりの眼科で以前は月に一度床屋さんに行きながらか、眼科に行きながらか、いずれにしても通ってきていたのだが、床屋さんのご主人が亡くなってからは、どうしてもバスを利用するので足が遠くなる。それで市販の目薬をつかっていたのだが、これがどうしても具合が悪くなってくるのだ。やはり個人個人に合わせて処方される薬には勝てぬと言うことだろう。
 ここ数十年風邪を引いたことはないのだが、以前は風邪を引くと先ず薬局で購入するのだが、結局いつまでもはっきりせず医者の門をたたく破目になる。こんなことなら最初から医者へ行けばよかったと、後悔したりしたものである。
 ところでお医者さんだが、推定だが90近いご年齢だろうと思う。せっだって体をこわされしばらく休診したのであるが、再開してからもますますお元気な様子でたいしたものである。
 昨日はどういうものか、待合室に患者が1人もおらず、2人目の患者であった。空いてる理由は花粉症のシーズンが終わったせいかも知れない。それは置いといて昨日の状態を詳しく聞いてくれて、じっくりと診察してくれ、結論としては眼圧も問題なし。禄内症の心配もなく角膜もきれいで異常なしのご託宣。すっかり嬉しくなって家へ帰らず水戸まで出張って昼飯を食べて帰ることにした。

うたのすけの日常 またも大変な雨

2013-10-21 08:04:39 | 日記

10月21日(月)        私ごとながらこちらも大変だった

 今日になっては一昨日の夜ことになる。丁度8時のことでテレビを見ていたが、馬鹿に眠い。目を開けられないぐらいに眠いのだ。目をつぶるといやに楽な気分になる。「もう寝るよ」かみさんに一言、かみさん慌ててテレビにイヤホンをとりつけていたが、そんなことに気をかける間もあればこそ、倒れ込むように床に入った。寝付いたのは直ぐのことであろう。
 そして夜中にトイレで目ざめたが、どうも体ぢゅうに違和感を感じたが、とにかくトイレと身を起こすが素直に体が言うことを利かないのだ。それでも立ち上がると足元が崩れるように頼りない。
 襖を開け廊下に出る。トイレの戸口まで一間の余か、その間体が左と左と倒れかかり、壁にもたれるようにしてトイレに入り用をたした。かえりも同様の有様で布団に倒れ込んで一息つく。かみさんに起きてもらい、血圧計を出して正座し呼吸を整え測る。上が158で下が80、引っくり返るような数値ではあるまいと己を納得させ仰臥していろいろ考えてみる。
 左の手のひらが幾分麻痺とまではいかぬが、分厚くなっているようである。これは2日続けた庭仕事の故で、少し調子に乗り過ぎ血圧の上昇を見たか。それに加えて3日ほど前か、右目の上瞼の奥に針で刺されたような痛みを瞬時だが感じ、それは声をあげるほどであった。
 これも原因の一つに数えなければなるまい。さて、明日はというより昨日の明け方のことになるが、日曜であり一考を要するわけだ。そのうち夜が明けて血圧を測ると130と70と正常に戻っている。それでも頭がふらふらするのではなく、廊下を歩くのに左へと体が傾く。別段舌がもつれるでもなく頭痛もナシである。
 かみさんに支えてもらい、階段を下り朝食をすます。食欲だけは相変わらずであるのだ。そのうち雨が降りだし、それも半端にあらず、大島では次の台風も控えていて土石流の恐れありで大変であろう。そんなわけで、日曜でもあり、この大雨では医者は敬遠して1日寝ていることに早々に決めて床に就いた。
 いや、眠ること眠ることで、目覚めては血圧を測るとさらに下がっていて120と70で、トイレに立ってもまっすぐに歩け、そのうち体のよろめきなどの意識もせずに歩いている。そして今朝である。台風一過のような青空がひろがっている。そこで色々と考えて自己診断を始める。
 かがみこんでの久しぶりの庭仕事で、急激な血圧の上昇を見、左の脳の極細の血管がそれもほんの僅か切れて歩行の異常につながった。これ素人判断である。とにかく今日は眼医者に行ってくることに決める。そして調子を見て、後日かかりつけのお医者さんに事情を話し、精密検査可否の判断を仰ぐ。
 これなかなかの裁きであると思うのだが。それより精密検査、あまりいい方向に進まぬ気がするのも事実である。  


うたのすけの日常 寒いぐらいの朝

2013-10-19 10:54:53 | 日記
10月19日(土)         このぐらいの気候が最高である。

 昨夜巨人の日本シリーズ出場に大手のかかった一戦。しかし残念ながら眠気が強く、かみさんにリモコンを託して布団に入る。目をつむり音声だけを聴く。勝敗はその時点で巨人の勝利とみる。
 夜中に1度トイレに起きたが2度目に起きたのは深夜2時、毎夜のことだがしばらく眠りに戻れず苦労する。しかし8時過ぎには確か眠りに入っている筈なので、6時間近くは眠っているわけで別段睡眠不足ではない。
 目を覚ますと障子が明るい。びっくりして時間を確認するとなんと6時。こんな時間まで眠っているなんて、久しく、久しくないことである。俄然嬉しくなりかみさんを起こす。「もう起きてるわよ。目をつぶっているだけ。よく寝てたわね」。その言葉に嬉しさ倍加する。昨日の労働?が幸いしたか。
 かみさん歩きに行くというので、布団は上げとくから早く行ったらいいと言う。「じゃ、洗濯機は廻していくから、出しといて」「分かった」後がつかえるからだ。
 今日は9時半から楽しみがある。箱根駅伝の予選会の生中継。

うたのすけの日常 医者に行く

2013-10-18 14:24:46 | 日記

10月18日(金)     汚染水ならぬ血圧は間違いなくコントロール

 血圧計は買ってあるのだが、最近はほとんど使用していない。もう何年も薬は服用しているのだが、上が130下が70前後と安定しているせいだろう。階段と部屋を掃除してから月に1度の内科へ行く。「いかがですか」「食事はちゃんと摂れていますか」「では血圧を……」そして胸背中と聴診器を当ててもらい、前回の検査結果の説明をうけ検査表を頂く。「うたのすけさん、インフルエンザの予防注射をまたしましょうね」「次回でよろしいでしょうか」「はい、いいですよ」。
 そういえば今朝は風邪っ引きが多いようだ。盛んに咳をしてる娘さんがお母さんと来ていて気の毒そのものである。そのあと
隣室で採血を受ける。
 家へ帰ってからガスレンジの掃除をする。コレいつの間にか小生の仕事になっている。陽気もいいし、気分さえよければ何だってやってやる意気込みでいる。前の日に明日はコレとアレをやろうと計画を、いささか大袈裟だがたてるのである。
 今日はこのあとテレビでも観てから、表のガレージの草取りをする予定でいる。