我が意を得た新聞記事 <o:p></o:p>
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それは読売のラジオ番組欄の囲み記事に載っていて、そうだそうだと思わず拍手でした。それは「放送塔から」と題され、連載ものらしいのですが、不断はあまり気にしたことの無いものでした。しかし今回のタイトルの「ますます増える録画視聴」に、アレッと注意を引かれ読み出した次第で、要点は次のようなものです。<o:p></o:p>
先ずはナゾナゾめいたことから始まります。「この後すぐ」と言いながら始まらず「まだまだ続きます」と言うと終わるものは何でしょう?といった問題です。自慢するわけではありませんが直ぐ分かりましたね。例えば格闘技番組などで、メーンの試合を期待してチャンネルを合わしているのに、「この後すぐ」と延々とその文句を繰り返し、その間CMをこれまた延々と流す悪どさ、ファンの心理を逆撫でするいやらしさに腹を立てていたのですから。<o:p></o:p>
と言ってもチャンネルを切り替えることが出来ず、相手に主導権を握られているので、焦燥ちはますます募るわけです。<o:p></o:p>
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「まだまだ続きます」はバラィティ番組で、このナレーションが入ると大抵CMになり、その後すぐ終了する。といったもので、すべてCMに視聴者を釘付けにする魂胆なのです。「放送塔から」も見ているほうはバカにされた気分と断じています。それで視聴者も対応策をいろいろ練っているようです。皆さん録画機能や技術を駆使してCMを飛ばしたり、早送りして見ているとの投書を紹介しています。悪辣さに対する自衛手段を発揮しているわけで、実に小気味良いと言えます。<o:p></o:p>
小生ももっぱらその策を行使していますが、野球放送のCMをチェンジの間に収めず、攻守を代えて試合が始まっているのに、延々とCMを続ける厚かましさには、今のところ対抗策は見当たりません。これには世の中、悪くなったものと歎ずるしかありません。<o:p></o:p>